【分析】ビットコインのオプション期待後退、8万〜9万ドル突破に重荷
Minseung Kang
概要
- ビットコイン(BTC)は今週急速に上昇したが、オプション市場では先行きの追加上昇と変動性に対する期待が低下している。
- 短中期オプションのインプライド・ボラティリティー(IV)は直近高値から急低下し、2週間前比で約10%高い水準にとどまった。中長期オプションの上昇幅も2%未満に縮小した。
- 月末満期のオプション建玉の約40%が8万〜9万ドル(約1280万〜1440万円)の価格帯に集中しており、この水準の上抜け局面では一定の圧力が生じる可能性がある。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)は今週急ピッチで上昇したものの、オプション市場では追加上昇や変動性に対する期待がやや低下している。
暗号資産オプション分析会社グリークス・ライブ(Greeks.live)のアダム研究員は8月31日、X(旧ツイッター)で「相場の上昇速度が鈍るにつれ、オプション市場の主要投資家の期待も目に見えて低下した」と指摘した。
同氏は、短中期オプションのインプライド・ボラティリティー(IV)が直近高値から急速に低下し、2週間前を約10%上回る水準にとどまっていると説明した。中長期オプションでは同期間の上昇幅が2%未満に縮小しており、先行きの変動性への期待も弱まっているとみている。
月末満期のオプション建玉の約40%は、8万〜9万ドル(約1280万〜1440万円)に集中しているという。同氏は「この価格帯には取引量も厚く積み上がっており、上方向への突破局面では一定の圧力が生じる可能性がある」との見方を示した。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.