レイヤーゼロ、自社L1「Zero」の処理性能を毎秒500万件に拡大
Minseung Kang
概要
- レイヤーゼロは、自社レイヤー1ブロックチェーンZeroの処理性能を毎秒500万件まで引き上げたと明らかにした。
- Zeroは並列構造とゼロ知識証明(ZK)を活用した検証を採用し、取引1件当たりのコストを約0.0001ドル(約0.02円)水準に設計したと説明した。
- ATLASにはシタデル証券、DTCC、ICE、グーグルクラウドがパートナーとして参加し、テザーUSDt0が稼働していると伝えた。
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レイヤーゼロ(LayerZero)は、自社のレイヤー1ブロックチェーン「Zero」の処理性能を毎秒最大500万件まで高めたと明らかにした。
暗号資産専門メディアのクリプトブリーフィングが8月31日に伝えた。レイヤーゼロによると、「Zero」は水平拡張によって毎秒500万件超の取引を処理できる。
「Zero」は、単一チェーンの処理速度を極端に引き上げるのではなく、独立した複数の取引処理領域を並列で動かす構造を採る。各領域は毎秒最大200万件の取引を処理できるという。
取引の実行と検証の工程も分離した。取引処理は高性能な機器が担い、検証はゼロ知識証明(ZK)を活用することで、比較的軽量な機器でも対応できるように設計した。取引1件当たりのコストは約0.0001ドル(約0.02円)としている。
レイヤーゼロは8月25日、「Zero」ブロックチェーンを基盤とする取引インフラ「ATLAS」も公開した。ATLASは初期段階で毎秒20万件の取引処理能力と1ミリ秒未満の遅延を支えると説明している。
ATLASの機関パートナーには、シタデル証券、米証券保管振替機関(DTCC)、インターコンチネンタル取引所(ICE)、グーグルクラウド(Google Cloud)などが名を連ねる。テザーのUSDt0も同インフラ上で稼働している。
レイヤーゼロはこれまで、異なるブロックチェーン間のメッセージと資産移転をつなぐクロスチェーンプロトコルとして知られてきた。今年に入り、自社レイヤー1ブロックチェーンの構築にも事業領域を広げている。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.