ステラのRWA市場、年初来360%増 40億ドル目前
期間別予測トレンドレポート



ステラ(Stellar)ネットワーク上のトークン化実物資産(RWA)市場が2026年に入り急拡大している。市場規模は年初来で約360%増え、40億ドルに迫った。金融機関やトークン化プラットフォームによる活用拡大が伸びを支えている。
暗号資産専門メディアのコインテレグラフが8月30日、ステラのデューン・アナリティクスのデータを引用して報じたところによると、8月29日時点のRWA時価総額は39億9600万ドル(約6400億円)だった。2025年末の8億6880万ドル(約1390億円)に比べると、約4.6倍に膨らんだ。
ステラ上で発行されたRWAには、米国債のほか、民間・公的信用商品、米国外の国債などが含まれる。発行体別ではスピコ(Spiko)が15億5000万ドル(約2480億円)で最大を占めた。続いてリアライズ(Realiz)が5億5900万ドル(約895億円)、トレーダブル(Tradable)が5億4800万ドル(約877億円)、フランクリン・テンプルトンが5億4600万ドル(約874億円)、オンド(Ondo)が5億3500万ドル(約856億円)だった。
米国外の国債のトークン化も広がっている。ステラ開発財団によると、8月20日時点でステラ上で発行された非米国債の規模は約4億9000万ドル(約784億円)に達した。メキシコの短期国債CETESやブラジル国債などが含まれる。
機関投資家の参加も続く。米証券保管振替機関DTCCは5月、自社のトークン化サービスをステラに接続する計画を明らかにした。関連資産は2027年上半期からネットワーク上で提供される予定だ。トークン化プラットフォームのトレーダブルも7月、最大10億ドル(約1600億円)規模のプライベートクレジット資産をステラに導入すると発表した。
もっとも、ネットワークの成長とは対照的に、ステラの独自トークンXLMは2026年に入り約11%下落し、0.18ドル(約29円)近辺で取引されている。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.