概要
- 米国の8月雇用統計は、金利見通しとドル・米国債利回りの方向を左右する重要材料になる見通しだ。
- ロシアは10月1日からデジタルルーブルの初の大規模導入に入り、ルーブル建てステーブルコイン規制案の意見募集も同日に締め切る。
- トークン日程では、スイ(SUI)とエテナ(ENA)がそれぞれ0.33%、1.92%の流通量アンロックを実施し、数千万ドル規模のトークンが市場に放出される予定だ。
期間別予測トレンドレポート



9月第1週の暗号資産市場は、米雇用関連指標とロシアのデジタルルーブル導入日程が焦点となる。なかでも9月4日に発表される米国の8月雇用統計は、金利見通しやドル、米国債利回りの方向を左右する重要材料となりそうだ。
コインデスクが8月31日に伝えたところによると、米国の8月の非農業部門雇用者数は9月4日午前8時30分(米東部時間、日本時間同日午後9時30分)に公表される。市場予想は5万8000人増で、7月は2万3000人減だった。8月の失業率予想は4.1%と、前月の4.2%を下回る。
コインデスクは、雇用指標が市場予想を下回れば、米追加利上げ観測が後退し、米国債利回りとドルに下押し圧力がかかる可能性があると分析した。反対に雇用の回復が強ければ、金利上昇観測が再び強まる可能性がある。
これに先立ち、9月1日には米国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)と7月雇用動態調査(JOLTS)が公表される。9月3日には週間の新規失業保険申請件数と8月サービス業PMIも発表される予定だ。
暗号資産市場では、ロシアのデジタルルーブル導入日程にも関心が集まる。ロシアは10月1日から、デジタルルーブルの最初の大規模導入段階に入る。同日には、ロシア中央銀行が進めるルーブル建てステーブルコイン規制案の意見募集も締め切られる。
トークン関連では、スイ(SUI)が9月1日に流通量の0.33%にあたる約1023万ドル(約16億4000万円)相当をアンロックする。エテナ(ENA)は9月5日、流通量の1.92%にあたる約2839万ドル(約45億4000万円)規模のトークンを市場に放出する予定だ。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.