概要
- ビットコイン(BTC)が 8万ドル まで急速に回復するなか、オプション市場で投資家心理が改善している。
- オプションの 建玉残高(OI) は最近、速いペースで増え、55万件近くに達した。デリバティブのポジション と市場参加も再び増えている。
- インプライド・ボラティリティ指数(DVOL) は低水準から約41まで反発した。25デルタ・スキュー の低下を受け、下落リスクに備える ヘッジ需要 は減っている。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)が8万ドル(約1270万円)に向けて急速に持ち直すなか、オプション市場でも投資家心理の改善が進んでいる。
オンチェーン分析会社グラスノード(Glassnode)は8月28日、「ビットコインが8万ドルに向けて急速に回復するなか、オプション市場でもモメンタムの変化が表れ始めた」と分析した。変動性が再び高まり、建玉残高(OI)が回復するのと同時に、市場のポジションもより前向きな方向に傾いているという。
グラスノードが示したチャートによると、ビットコインのオプション建玉残高は足元で速いペースで増え、現在は55万件近くに達した。ビットコインが8万ドルに向けて反発する過程で、デリバティブのポジションと市場参加が再び増えているとしている。
オプション市場が織り込む今後の価格変動幅も広がっている。ビットコインのインプライド・ボラティリティ指数(DVOL)は、最近の価格上昇にあわせて低水準から急反発し、41前後を付けた。グラスノードは、変動性への需要は戻りつつあるものの、過去の高ボラティリティ局面にはなお大きく及ばないと指摘した。
とりわけ、下落に備える動きは目立って後退している。グラスノードは「25デルタ・スキュー」指標が各満期で急低下し、短期物はマイナス圏に転じたと説明した。これは下落リスクに備えたヘッジ需要の減少を意味する。
Uk Jin
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