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トランプ氏、中国を事実上照準 米電力網から外国製設備を排除

出典
Korea Economic Daily

概要

  • ドナルド・トランプ米大統領は、一部の外国製電力設備の流入を禁じる行政命令に署名した。
  • 米国は、安全保障上のリスクがあると判断した電力設備と、それを制御するソフトウエアの輸入・購入・設置を禁じる。
  • 国際エネルギー機関(IEA)によると、中国は世界のバッテリー太陽光インバーターの生産能力の約80%を占める。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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ドナルド・トランプ米大統領は8月26日(現地時間)、国家の電力網を守るため、一部の外国製電力設備の流入を禁じる行政命令に署名した。米国内の重要インフラが外部攻撃に弱いとの懸念を踏まえた措置だ。事実上、中国製設備を狙った対応となる。

トランプ大統領は同日、外国製の大型電力設備が国家安全保障を脅かしかねないとして国家非常事態を宣言し、関連する行政命令に署名した。米国の武器禁輸措置や制裁の対象国に関係する企業が製造した電力設備のうち、安全保障上のリスクがあると判断した製品について、輸入、購入、設置を禁じるのが柱となる。設備を制御するソフトウエアも規制対象に含む。

トランプ大統領は行政命令で、先端製造業やデータセンター、人工知能(AI)、防衛産業の成長に伴い、米国内で安定した電力の重要性が高まったと説明した。そのうえで、電力網への攻撃や供給の混乱が成功した場合の波及効果は、これまでよりはるかに大きくなったと強調した。すでに設置された電力網設備についても、米エネルギー省長官が必要と判断すれば、セキュリティー強化や撤去を求めることができる。エネルギー省は120日以内に具体的な施行規則を整備しなければならない。

今回の措置の背景には、中国製電力設備への安全保障上の懸念がある。太陽光インバーターやバッテリー管理システムなどの最新の電力設備には、遠隔監視や遠隔制御が可能な機器が多く、外部攻撃に弱いとの指摘が続いていた。昨年には、米電力網に接続された中国製太陽光インバーターの一部から、既存仕様にない通信装置が見つかり、懸念が一段と強まった。国際エネルギー機関(IEA)によると、中国は世界のバッテリーと太陽光インバーターの生産能力の約80%を占める。

キム・ミリ記者 mirimiri@hankyung.com

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