ベターモーゲージとコインベース、暗号資産担保の住宅ローンをCoinbase One会員向けに拡大
期間別予測トレンドレポート



米住宅ローン会社のベターモーゲージとコインベースは、保有する暗号資産を売却せずに担保として活用できる住宅ローンの提供対象を、Coinbase One会員に広げた。
ザ・ブロックが8月26日に報じた。両社は8月12日から、Coinbase One会員向けに暗号資産担保の適格住宅ローン(token-backed conforming mortgage)を正式に提供している。両社はこの商品を3月に初めて公表しており、第1順位の担保ローンはファニーメイ(Fannie Mae)の基準に沿う一般的な適格モーゲージとして設計した。
この商品は、借り手が保有する暗号資産を処分せずに担保として差し入れ、住宅購入資金を確保できるのが特徴だ。両社はこれに先立ち、ビットコイン(BTC)と米ドル連動型ステーブルコインのUSDCを頭金(down payment)向けの担保資産として利用できるとしていた。
Coinbase One会員向けの特典も設けた。ベターの適格住宅金融商品で承認を得た会員は、融資額の1%に相当するクレジットを最大1万ドル(約159万円)受け取れる。対象は一般の住宅ローンに加え、住宅担保信用枠(HELOC)や借り換えにも及ぶ。クレジット分はローン契約時の諸費用から差し引かれる。
両社によると、6月に開設したウェイトリストを通じて確認した想定融資額は2億6000万ドル(約414億円)を超えた。回答者の76%はすでにCoinbase One会員で、60%は今後6カ月以内に住宅を購入する計画だと答えた。
ベターモーゲージのジギ・ヨンソン最高技術責任者(CTO)は「Coinbase One会員が保有する暗号資産を売却せずに担保提供できるようにすることで、資産のかなりの部分をオンチェーンで保有する世代に新たな住宅購入の道を提供している」と述べた。
ベターモーゲージはこれまでに1100億ドル超(約17兆5000億円)の融資を実行した。会社側によると、事前承認を受けた顧客の41%は所得と信用の要件を満たしている一方、従来型の頭金を用意する現金が不足していた。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.