オンチェーン構造化商品インフラのシティ・プロトコル、1100万ドル調達
概要
- シティ・プロトコルは、シードおよびプレシリーズAラウンドで計1100万ドルを調達したと発表した。
- シティ・プロトコルは、金融商品の発行・運営・流通を一体で支援するオンチェーン構造化商品インフラを開発している。
- シティ・プロトコル基盤の初のプラットフォームベンゾは、TVL3000万ドルを記録しており、近くテーマ型ポートフォリオ商品群を投入する予定だ。
期間別予測トレンドレポート



オンチェーン構造化商品インフラを開発するシティ・プロトコルは8月25日、シードおよびプレシリーズAラウンドで計1100万ドル(約17億5000万円)を調達したと発表した。
今回のラウンドには、ドラゴンフライ(Dragonfly)、ジャンプ・クリプト(Jump Crypto)、CMTデジタル(CMT Digital)、ストラティファイド・キャピタル(Stratified Capital)、アダバース(Adaverse)、ミラナ(Mirana)など、主要な暗号資産ベンチャーキャピタル(VC)やマーケットメーキング企業が参加した。
シティ・プロトコルは、オンチェーン金融商品の発行、運営、流通を一体で支援するインフラを開発している。商品発行と運営の工程を「トークン化」「ボルト」「発行・運営」の3つのモジュールに分け、運用機能を持つチームがAPIを呼び出す形で金融商品を組成できるよう設計した。スマートコントラクトに基づくマルチシグの権限管理と、オンチェーンで手数料を明示する仕組みによって、安全性も確保した。
同インフラを基盤とする初のプラットフォーム「ベンゾ」は現在、4つのボルトを運営しており、総預かり資産(TVL)は3000万ドル(約47億7000万円)に達している。クオンツヘッジや取引所間の裁定取引、プライベートクレジットなど、これまで機関投資家中心だった戦略をオンチェーン化して提供している。
シティ・プロトコル関係者は「ベンゾを通じて、テーマ型ポートフォリオの商品群を近く投入する予定だ」と説明した。利用者のウォレット内の資産を自動で売買・再配分する仕組みで、著名人の公開ポートフォリオを追跡する「ピープル・トラッカー」や、産業分野別の「セクターテーマ」として提供する予定という。
Doohyun Hwang
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