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暗号資産取引所の取引高、5日で2倍 ETF・DEXが需要分散

出典
Suehyeon Lee

概要

  • 暗号資産価格の急騰にもかかわらず、中央集権型取引所(CEX)の取引高は過去最高時の3分の1程度にとどまり、回復は限定的だ。
  • 今回の相場局面では、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETF、デジタル資産財務戦略企業(DAT)を通じて、現物投資需要が分散している。
  • ハイパーリキッドやライターなどDEXの成長とアルトコインの取引需要が、CEXETFDATDEXの間で投資需要が分散する構図を強めている。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

暗号資産価格の急騰を受け、中央集権型取引所(CEX)の取引高は5日で2倍に膨らんだ。もっとも、現物上場投資信託(ETF)や分散型取引所(DEX)の成長で投資需要が分散しており、過去の強気相場と比べると回復は限られている。

暗号資産メディアのザ・ブロックが8月24日に伝えたところによると、先週のCEX取引高は年初来の低水準から急反発し、370億ドル(約5890億円)を超えた。ただ、2025年10月10日の大規模清算直後に付けた直近12カ月の高値である1050億ドル(約1兆6700億円)と比べると、なお3分の1程度にとどまる。

月間取引高でも同様の傾向がみられる。8月の月初から足元までのCEX取引高は約4900億ドル(約7兆8000億円)で、7月の6700億ドル(約10兆7000億円)を下回る。今回の相場局面では、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETFが登場し、これまでCEXに集中していた現物投資需要がETFに分散している。

デジタル資産財務戦略企業(DAT)の成長も、CEX取引高に影響する可能性がある。ETFやDATを通じ、従来の金融インフラの枠内でも暗号資産に投資できるうえ、デリバティブなど多様な投資戦略も活用できるためだ。

一方、アルトコインの取引需要の多くはCEXに残る見通しだ。CEXは中小型トークンを迅速に上場し、多様な取引ペアや取引ツールもそろえるため、ETFやDATでは代替しにくい競争力を持つ。先週はビットコインとイーサリアムがそれぞれ23%、30%超上昇し、BTCとETHを除く暗号資産の時価総額も約13%増えた。

DEXの急成長も、CEXの取引高を分散させる要因になっている。ハイパーリキッド(Hyperliquid)やライターなど分散型取引プラットフォームの利用が増えており、今回の相場局面ではCEXだけでなく、ETF、DAT、DEXが暗号資産投資の需要を分け合う構図が一段と鮮明になりそうだ。

#分散化
#暗号資産ETF
#暗号資産取引所
Suehyeon Lee

Suehyeon Lee

shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.

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