概要
- 米財務省が約1兆ドルのTGA残高を活用し、長期国債の買い戻しを拡大できる可能性があると伝えた。
- TGAの現金残高を拡大した国債買い戻しプログラムの原資に充てられるとし、1回当たり40億ドル(約6360億円)の最低買い戻し額を従来の2倍に引き上げた。
- 長期国債の買い戻し拡大は、流通する長期債を吸収し、長期国債利回りに追加の低下圧力をかける可能性がある。
期間別予測トレンドレポート



米財務省が約1兆ドル(約159兆円)の財務省一般勘定(TGA)残高を活用し、長期国債の買い戻しを拡大できるとの見方が出ている。実施に移れば、長期国債利回りに追加の低下圧力がかかる可能性がある。
海外の経済速報アカウント「ウォルター・ブルームバーグ」は8月24日、米財務省が約1兆ドルに上るTGAの現金残高を、拡大した国債買い戻しプログラムの原資に充てられると伝えた。
米財務省はこれに先立ち、長期国債の最低買い戻し額を1回当たり40億ドル(約6360億円)へ引き上げ、従来の2倍にした。スコット・ベッセント財務長官は、今後はこれを上回る規模の買い戻しも可能との考えを示していた。
TGA残高を活用すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の関与を抑えながら、国債買い戻しプログラムの市場への影響を大きくできるという。
長期国債の買い戻し規模が膨らめば、市場に流通する長期債の量を吸収し、長期国債利回りを押し下げる要因になりうる。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.