ビットコイン短期保有者の75%が含み益圏、取引所流入増で売り圧力に警戒
Minseung Kang
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)が直近8日間で22%急騰し、短期保有者の多くが急速に含み益圏に入った。これにあわせて取引所への流入量も大きく増えており、短期的な売り圧力が強まる可能性がある。
オンチェーンアナリストのアクセル・アドラー・ジュニア(Axel Adler Jr.)は8月24日配信のニュースレターで、ビットコインが6万3000ドル(約1000万円)から7万7000ドル(約1220万円)まで上昇する間、含み益の状態にある短期保有者の保有比率が26.1%から74.9%に急増したと明らかにした。短期保有者が持つビットコインの約4分の3が、平均取得価格を上回ったことになる。
含み益圏に入った保有分の増加に伴い、取引所に向かうビットコインも増えた。短期保有者の取引所流入関連指標は、8月16日にマイナス1万8700BTC、8月17日にマイナス1万1900BTCだったが、8月24日にはプラス2万8600BTCに転じた。
アドラー氏は、短期保有者の大半が再び含み益圏に入り、同時に取引所へ送る量も増えていると指摘した。こうした動きは、短期保有者の潜在的な売り圧力が強まっていることを意味するという。
同氏は、取引所流入指標がプラス2万5000BTC超を維持するなかで、含み益圏にある保有比率が90%近くまで高まり、ビットコインの上昇基調まで鈍化すれば、短期的な過熱リスクが大きくなり得ると分析した。
一方、価格が維持されるなかで取引所流入規模が再びゼロ近辺まで低下すれば、売り圧力は和らぐ。より安定した調整局面が表れる可能性があると同氏は付け加えた。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.