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変動相場続く、エヌビディア決算とジャクソンホール会合に注目[週間展望]

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 証券業界は今週のKOSPI予想レンジを 6400~7500 と示し、半導体株を中心に 変動の大きい相場 が続くとみている。
  • 8月27日に発表される エヌビディア決算AI投資サイクル の持続性が、株式市場反発の 引き金 になり得ると伝えた。
  • PCEジャクソンホール会合米国債利回り の動向次第で、リスク資産選好バリュエーション正常化 の行方が左右されるとした。

期間別予測トレンドレポート

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NH投資証券、KOSPI予想レンジ6400~7500

中東情勢と米長期金利の不安定さが重荷

エヌビディア決算でAI投資サイクルを点検

PCEとジャクソンホール会合で金利の方向感探る

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

証券業界は、8月24日から8月28日にかけての韓国株式市場が、半導体株を軸に変動の大きい相場になるとみている。中東紛争と米長期金利の不安定さが引き続き相場の変動要因として意識されるためだ。ただ、今週発表されるエヌビディアの決算で人工知能(AI)投資サイクルの持続性が確認されれば、相場が再び上昇弾力を取り戻す可能性もある。

8月23日の金融投資業界によると、NH投資証券は今週のKOSPI指数の予想レンジを6400~7500と示した。前週最終取引日の終値6912.95に比べた上値余地は最大で約8.49%となる。

国際原油価格と米長期金利がなお高水準にあることが、指数の上値を抑える要因として意識されている。米国とイランが締結した終戦了解覚書(MOU)に基づく交渉期限が切れるなか、ドナルド・トランプ米大統領がイランに対する強力な経済制裁を予告するなど、対立が続いているためだ。

こうしたなか、8月27日に公表されるエヌビディアの決算が株式相場の方向を左右する分岐点になる可能性が高い。好決算に加え、前向きなガイダンス(業績見通し)が示されれば、株式市場反発の引き金になり得るとの見方がある。

イ・ギョンミン大信証券研究員は「次四半期のガイダンス引き上げの有無に加え、売上総利益率の維持、ブラックウェルのランプアップ(生産拡大)、ルービンの出荷見通しを確認する必要がある」と指摘した。そのうえで「新たに発表したAI金融プラットフォームがエヌビディアの直接的な財務負担を抑えつつ、外部資金をどこまで効果的に呼び込めるかも点検すべきだ」と付け加えた。

8月26日と8月28日には、それぞれ米国の7月個人消費支出(PCE)と、ケビン・ウォーシュ米連邦準備理事会(Fed)議長によるジャクソンホール会合での基調講演が予定されている。ウォーシュ議長がフォワードガイダンス縮小の姿勢を示している点を踏まえると、今後の金利経路に関する直接的な言及は限られる公算が大きい。むしろ、米財務省が長期債の買い戻し上限を2倍に拡大したことをどう受け止めるかが焦点になると証券業界はみる。

イ研究員は「PCEでインフレ鈍化が改めて確認され、金融政策への警戒感まで和らげば、米国債利回りの安定とともにリスク資産選好が再び強まる可能性が高い」と述べた。

ナ・ジョンファンNH投資証券研究員は「財政政策と金融政策の協調が改めて確認されれば、長期金利の変動性は落ち着く」と分析した。「株価の面では割引率への負担が和らぐ可能性がある」とも説明した。さらに「エヌビディアの決算がAIサイクルの継続を裏付け、ジャクソンホール会合の基調講演をきっかけに米国債利回りの変動性まで鎮静化すれば、バリュエーション(業績に対する株価水準)の正常化は続く」との見通しを示した。

一方、前週最終取引日の米ニューヨーク株式市場では主要3指数がそろって上昇して取引を終えた。変動性が高まった米国債利回りが上昇基調を続け、投資家心理の重荷となったが、米サービス業景況感の拡大が確認され、センチメントは改善した。ダウ工業株30種平均は前営業日比517.80ポイント(0.98%)高の5万3277.01で終えた。S&P500種株価指数は33.21ポイント(0.43%)上昇し、7674.37だった。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数も113.29ポイント(0.44%)高の2万6180.46で引けた。

コ・ジョンサム 韓経ドットコム記者 jsk@hankyung.com

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