ザ・サンドボックスでトークン「無限発行」疑惑 Baseで5億枚超をミントした可能性
概要
- BaseネットワークのSANDスマートコントラクトで、5億枚を超える異常な大規模ミントの兆候が確認されたと伝えた。
- 追加発行の規模は最大供給量30億枚の約16.7%に達し、無限発行攻撃に伴う価値の希薄化と大規模な売り圧力の可能性が指摘された。
- 発行規模や攻撃原因、実際の売却の有無が確定していないなか、SAND価格は0.051ドル(約8円)台と前日比13%高で推移している。
期間別予測トレンドレポート



メタバースプラットフォームのザ・サンドボックス(The Sandbox、SAND)で、不自然な大量発行の兆候が確認された。特定のアドレスがBaseネットワーク上のトークン発行権限を確保し、5億枚超のトークンを追加発行したとの指摘が出ている。
8月21日、業界によると、Baseネットワーク上のSANDスマートコントラクトで大規模なミント(発行)が発生した。当初に確認された追加発行分だけでも5億枚を上回るという。
SANDの最大供給量は30億枚だ。5億枚が実際に追加発行されていれば、既存の最大供給量の約16.7%に当たる。いわゆる「無限発行攻撃」は、スマートコントラクトの権限管理や発行構造の弱点を突き、攻撃者がトークンを任意に作り出す手口を指す。発行分が市場に流通すれば、既存トークンの価値が希薄化し、大規模な売り圧力が生じる可能性がある。
問題が起きたとされるのは、イーサリアムのレイヤー2であるBaseに配備されたSANDスマートコントラクトだ。ザ・サンドボックスは取引コストの引き下げと利便性の向上を目的に、SANDの対応先をイーサリアムやポリゴンに加え、BaseやBNBチェーンにも広げてきた。
ただ、正確な発行規模や攻撃の原因はまだ確定していない。新たに発行された物量が実際に売却されたかどうかや、他のネットワークに移動できるかどうかも確認されていない。異常な動きは現時点でBaseでのみ報告されている。
SAND価格にも、今のところ目立った衝撃は出ていない。8月21日のバイナンスのテザー建て市場では、SANDは前日比13%高の0.051ドル(約8円)台で取引されている。異常発行分の移動経路が確認されていないうえ、Base関連市場の流動性が全体の取引量に占める比率も小さいためとみられる。
Doohyun Hwang
cow5361@bloomingbit.ioKEEP CALM AND HODL🍀