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米長期金利の再上昇でNY株下落、ナスダック1%安

YM Lee

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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米長期国債利回りが再び上昇し、ニューヨーク株式市場の主要3指数はそろって下落した。財政赤字と国債供給への懸念に、消費減速や中東情勢を背景とした原油高不安が重なり、リスク資産への投資心理が冷え込んだ。

8月20日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前営業日比1.32%安の5万2759.21で終えた。S&P500種株価指数は0.87%下落して7641.16、ナスダック総合株価指数は1.00%安の2万6067.17で引けた。

相場下落の主因は米国債利回りの反発だった。米財務省が前日、長期国債の買い戻し規模を拡大する方針を示したことで利回りは一時低下したが、8月20日は再び上昇に転じた。

30年債利回りは前日比約4ベーシスポイント(bp)上昇し、5.24%を付けた。世界の債券市場で指標となる10年債利回りも約5bp上がり、4.70%まで上昇した。

スコット・ベッセント米財務長官は、国債買い戻し規模をさらに拡大する可能性を示唆したが、利回り上昇に歯止めはかからなかった。市場では、米国の財政赤字や国債供給の拡大に加え、企業の大規模な資金調達が長期金利を押し上げる構造要因になっているとの見方が出ている。

消費減速への警戒も投資心理を圧迫した。米小売り最大手ウォルマートの第2四半期の米既存店売上高伸び率が6年ぶりの低水準となり、株価は9.15%急落した。原油高が消費支出を圧迫するとの懸念も強まった。

中東の地政学的緊張も改めて意識された。米国がイランに対する大規模な経済圧力策を予告し、国際原油価格は2%台上昇した。ベッセント長官は8月24日に対イラン経済圧力策を公表する予定だと明らかにした。

半導体株は相対的に底堅かった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.53%上昇して1万1800.02となり、ナスダック安と逆行した。

マイクロンは3.97%高の974.33ドル(約15万4000円)で終えた。米市場に上場するSKハイニックスの米国預託証券(ADR)は4.43%上昇し、163.08ドル(約2万5900円)だった。AMDとブロードコムもそれぞれ0.65%、0.43%上昇した。一方、エヌビディアとインテルはそれぞれ0.33%、0.72%下落した。

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YM Lee

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