中国YMTCがIPO準備完了、上場は2027年上期の見通し
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



中国のNAND型フラッシュメモリー大手、ヤンツーメモリー・テクノロジー(YMTC)が新規株式公開(IPO)に向けて動き出した。
ブルームバーグが8月19日に報じた。YMTCはこのほど、中国株式市場への上場に向けた上場前の指導手続きを終えた。中国証券監督管理委員会(CSRC)が公表した報告書では、YMTCが上場企業に必要なコーポレートガバナンスや会計基盤、内部統制の体制を備えたと評価した。
上場前の指導は、中国企業がIPOを申請する前に証券会社の支援を受け、会計や経営体制を点検する手続きだ。この手続きを終えても上場が確定するわけではないが、YMTCが本格的なIPO準備段階に入ったことを示す。
正式上場までには、証券取引所への申請や監査、上場委員会の審査、証監会への登録などの手続きが残る。上海証券取引所の科創板(科学技術企業向け市場)では、指導登録から上場まで通常8〜12カ月かかるため、YMTCの上場は2027年上期となる見通しだ。
一方、競合するチャンシン・メモリー・テクノロジー(CXMT)は7月に中国株式市場に上場し、100億ドル(約1兆5960億円)を調達した。中国のIPOとしては過去2番目の大型案件だった。上場直後には株価が急騰し、CXMTは中国で時価総額が最大の上場企業に浮上した。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul