米株下落、国債利回り上昇が重荷 半導体株安でSOX指数5%超下落
期間別予測トレンドレポート



原油高を受けて米国債利回りが再び上昇し、8月18日の米株式市場は下押し圧力を受けた。前日に上昇した半導体株もそろって売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5%超下落した。
この日は長期債に続いて、すべての年限の国債利回りが1〜2bp(1ベーシスポイント=0.01%)上昇した。10年物米国債利回りは約2bp高い4.75%を付け、19カ月ぶりの高水準を更新した。
30年物米国債利回りも同日午前、一時5.33%近くまで上昇し、約20年ぶりの高水準となった。
ニューヨーク時間午前10時時点で、S&P500種株価指数は0.4%安、ナスダック総合株価指数は1.1%安、ダウ工業株30種平均は0.1%安だった。
エヌビディアは2%下落し、マイクロンは4%超、サンディスクは6%、SKハイニックスADRは5%超それぞれ下げた。インテルやAMDも4%超下落し、半導体株の大半が軟調に推移した。
イランと米国の交渉が膠着状態に陥り、この日も米国産WTI先物は1バレル=85ドル(約1万3500円)、ブレント先物は1バレル=91ドル(約1万4500円)を上回って取引された。原油価格が高水準を保つ可能性を巡る不透明感が強まり、長期債利回りを押し上げている。トランプ大統領は8月17日、オマーンが交渉の妨げになるなら攻撃すると述べた。
ワンポイントBFGウェルス・パートナーズの最高投資責任者(CIO)、ピーター・ブックバー氏は「AI関連投資の強さのおかげで、世界的な債券利回りの持続的な上昇は意識されにくかった。ただ、この金利動向が続けば問題になり得る」と語った。
欧州株式市場も同日午前の取引で下落に転じた。汎欧州株価指数のストックス600は0.51%下落した。
アジア太平洋の株式市場も下落して取引を終えた。韓国総合株価指数(KOSPI)は1.55%安、日本の日経平均株価は2.54%安だった。中国本土のCSI300指数は0.32%下落し、香港ハンセン指数は2.54%下げた。
足元で長期国債利回りが急騰しているものの、今月に入って米雇用市場の減速に加え、インフレ率の鈍化を示す指標が公表されたため、米連邦準備理事会(FRB)が9月に金利を据え置くとの予想はなお優勢だ。
CMEグループのフェドウオッチによると、金利スワップ市場の参加者は9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利が据え置かれる確率を63%とみている。利上げ確率は37%にとどまっている。
キム・ジョンア客員記者
Korea Economic Daily
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