AI主役株の交代迫る アンソロピック、年換算売上高650億ドルへ7倍急増の見通し
期間別予測トレンドレポート


「今年の年換算売上高は650億ドルを予想」
「5月時点の企業価値は約9650億ドル、オープンAIを上回る」

アンソロピック(Anthropic)は、現在の業績水準が続けば2026年の年間売上高が650億ドル(約10兆4000億円)を超える見通しだ。2025年末に比べて7倍超の増加になる。
ブルームバーグが8月18日に報じたところによると、アンソロピックの年換算売上高(ランレート)は7月末時点で650億ドルに達した。足元の売上成長率が1年間続く前提で算出した数字で、投資家向けの定期的な更新の過程で開示された。
売上高の急増は、同社の新規株式公開(IPO)計画を後押ししている。アンソロピックとオープンAIはともに上場に向けた非公開書類を提出しており、アンソロピックはオープンAIに先んじて今秋にも米株式市場に上場する見通しだ。
対話型AI「クロード」と「フェーブル」を開発したアンソロピックは、5月の資金調達後の企業価値が9650億ドル(約154兆円)に達した。世界最大級の未上場企業の一角に浮上し、最大の競合先であるオープンAIの企業価値も上回った。
かつては劣勢とみられていたアンソロピックだが、コーディングを含む複雑な作業を簡素化するAIツールで注目を集めている。年換算売上高は2025年末に90億ドル(約1兆4300億円)を超え、5月には470億ドル(約7兆4900億円)を突破した。オープンAIも最近400億ドル(約6兆3700億円)を超えたが、両社の売上高の測定方式は異なる可能性がある。
これに先立ち、ブルームバーグはアンソロピックの直近四半期の暫定売上高が115億ドル(約1兆8300億円)を上回ったと報じた。同四半期の調整後営業利益も黒字を確保したもようだ。
今秋にIPOを実施すれば、アンソロピックはオープンAIだけでなく、足元でAI技術市場のシェアを高めている中国のAI企業ディープシークよりも先に上場することになる。
キム・ジョンア客員記者
Korea Economic Daily
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