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韓国株リセット、半導体一極から個別物色へ 860銘柄上昇

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 韓国株は米利上げ懸念の後退原油・為替の安定を受け、世界の株式市場と歩調を合わせて上昇基調を再開した。
  • KOSPIは安値比で20%を上回る上昇となり、S&P500種株価指数が過去最高値を改めて更新するなど、世界の株式市場はそろって堅調に推移した。
  • サムスン電子・SKハイニックスへの資金集中が和らぎ、単一銘柄のレバレッジ規制半導体以外の企業の好業績を背景に、918銘柄中860銘柄が上昇する個別物色相場となった。

期間別予測トレンドレポート

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「サムスン電子・SKハイニックス」一極から転換、860銘柄がそろって上昇

米利上げ懸念後退で原油・為替が安定、株式市場の上昇再開

ドイツ銀行「市場はゴルディロックスの組み合わせを織り込み中」

写真:サムスン電子、SKハイニックス
写真:サムスン電子、SKハイニックス

大幅な調整を受けた株式市場が新たな局面に入った。企業業績などのファンダメンタルズ(基礎体力)が堅調ななか、米利上げへの警戒が和らいだ。国際原油相場と為替も安定し、世界の株式市場は上昇基調を取り戻した。韓国市場でも半導体株への資金集中が薄れ、大半の銘柄が上昇する個別物色相場が広がっている。相場の底堅い上昇が続くとの期待も強まっている。

8月17日に韓国取引所がまとめたところによると、先週の韓国総合株価指数(KOSPI)は6258.77から6977.94へ11.49%上昇した。前月末の安値と比べると上昇率は20%を上回る。世界の株式市場も先週はおおむね上昇した。日経平均株価は4.74%、台湾加権指数は3.58%上げた。アジア株が強さをみせるなか、S&P500種株価指数は過去最高値を改めて更新した。

世界株高は企業業績と良好なマクロ環境が支えた。英フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、ドイツ銀行(Deutsche Bank)のマクロストラテジスト、ヘンリー・アレン氏は「市場は、成長が力強く維持される一方で中央銀行の利上げは小幅にとどまり、中東危機に伴う供給ショックは一時的と判明し、原油相場は再び下落するという『ゴルディロックスの組み合わせ』を価格に織り込んでいる」と指摘した。

韓国では為替の安定も追い風になった。ソウル外国為替市場で対ドルのウォン相場は8月に入り、1ドル=1434.5ウォンから1416.1ウォンへと20ウォン近く上昇した。外国為替当局が強く市場介入したうえ、レバレッジ問題の解消後に海外投資家が韓国市場へ戻ったことが背景とみられる。

サムスン電子とSKハイニックスに資金が偏る相場が、幅広い銘柄を買う個別物色相場へ変わったことも新局面を映す。7月31日から8月14日までにKOSPIが24.74%上昇する間、有価証券市場で取引された918銘柄のうち860銘柄(93.7%)が上昇した。指数が20.95%上げた5月4日から5月14日と、22.09%上昇した5月21日から6月2日には、上昇銘柄数はそれぞれ241銘柄、195銘柄だった。単一銘柄のレバレッジ規制で投資が分散し、半導体以外の企業でも好業績が確認されたことが背景にある。

カン・ジンギュ/イ・ソナ記者 josep@hankyung.com

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