今週の暗号資産市場、8月19日の米FOMC議事要旨とUSDC契約更新に注目
概要
- 今週は米国のFOMC議事要旨が公表され、FRBが追加の利上げをどの程度検討しているかに市場の関心が集まっている。
- コインベースとサークルのUSDC協力契約の更新、EUによる14の暗号資産サービスプラットフォームとの取引禁止措置が主な変動要因として挙げられている。
- TRUMP、ZRO、KAITO、AVAX、MORPHOなどの大規模なアンロック日程に加え、中東情勢と国際原油相場の動きが市場に影響する可能性がある。
期間別予測トレンドレポート



今週の暗号資産市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表、コインベース(Coinbase)とサークル(Circle)のUSDC協力契約の更新、欧州連合(EU)による暗号資産サービスプラットフォームへの取引制限が主な材料となる。
暗号資産メディアのコインデスクによると、8月19日には5月28〜29日に開いた米FOMC会合の議事要旨が公表される。市場の関心は、米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げをどの程度検討しているかに集まっている。
暗号資産業界では、8月18日にコインベースとサークルのUSDC協力契約が最初の3年更新期間に入る。この契約は、USDC事業で生じる収益を両社でどう配分するかなどを定めている。8月23日からは、EU域内の事業者を対象に、指定された14の暗号資産サービスプラットフォームとの取引を禁じる措置が適用される。
主要な経済指標の発表も相次ぐ。8月18日に米国の7月鉱工業生産、8月20日に週間の新規失業保険申請件数、8月21日に米国の8月S&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が公表される予定だ。英国、ユーロ圏、日本の物価指標も控える。
トークン供給面では、大型のアンロック日程が続く。8月18日にはオフィシャルトランプ(TRUMP)で、流通量の4.1%に当たる約4000万ドル(約64億円)分が市場に放出される予定だ。8月20日にはレイヤーゼロ(ZRO)が2480万ドル(約39億円)、カイト(KAITO)が1170万ドル(約19億円)、8月21日にはアバランチ(AVAX)が2310万ドル(約37億円)、モルフォ(MORPHO)が2270万ドル(約36億円)分のアンロックを控える。
中東情勢と国際原油相場の動きも相場を左右する要因だ。米国とイランを巡る地政学的な情勢が原油価格を動かせば、インフレ見通しや金利見通しにも影響する可能性があるため、市場は引き続き注視している。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.