個人投資家、金を4カ月ぶり買い越し 反発続くか
期間別予測トレンドレポート



個人投資家が金を4カ月ぶりに買い越した。国際金価格が持ち直すなか、上昇基調が続くかに関心が集まっている。
韓国取引所によると、8月に入ってから8月14日までに、個人投資家はKRX金市場で計1330億ウォン(約150億円)を純買いした。
個人投資家はこれに先立ち、5月以降3カ月連続で売り越していた。月別では5月に1250億ウォン(約141億円)、6月に3480億ウォン(約393億円)、7月に510億ウォン(約58億円)をそれぞれ純売りした。
4カ月ぶりの買い越し転換は、下落が続いていた国際金価格の反発を映した動きとみられる。米雇用指標の悪化に加え、各国中央銀行の買い、中国の人工知能(AI)投資を巡る不確実性が、金価格の反発要因として挙がっている。
金関連の上場投資信託(ETF)にも買いが入っている。韓国取引所によると、8月に入ってから8月14日までに、個人投資家は「ACE KRX金現物」ETFを370億ウォン(約42億円)、「TIGER KRX金現物」ETFを140億ウォン(約16億円)それぞれ純買いした。
韓国投資証券のチョン・ヒョンジョン研究員は、当面の金価格について、実質金利とドル相場の方向性に応じて一進一退の動きが続くとの見方を示した。高金利が長期化し、実質金利が反発すれば、短期的に金価格の変動性は高まる。ただ、中央銀行の買いのような構造的な要因があるため、過去のような急落の可能性は限られると分析した。
そのうえで、今年後半から来年初めにかけて米景気の減速と政策金利の引き下げで実質金利が本格的な低下局面に入れば、金価格は緩やかに上昇する余地が大きいと付け加えた。
イ・ス 韓経ドットコム記者 2su@hankyung.com
Korea Economic Daily
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