Loading IndicatorLoading Indicator

PiCK

モルガン・スタンレー、ホルムズ海峡交渉は長期化の公算 原油高続くと予想

YM Lee

概要

  • モルガン・スタンレーは、米国とイランの ホルムズ海峡交渉 が長期戦の形で進む可能性が高いと分析した。
  • ホルムズ海峡を通る 原油供給の不確実性 が続き、国際 原油市場 の需給は相対的に引き締まった状態を保つ可能性が高いとした。
  • モルガン・スタンレーは 原油高 見通しを維持する一方、2026年は米国の中央銀行による 金利据え置き 基調が続くと予想した。

期間別予測トレンドレポート

Loading IndicatorLoading Indicator
写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

米国とイランによるホルムズ海峡を巡る交渉は短期間では妥結しにくく、原油市場の供給不透明感も当面続く可能性がある。

モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は8月13日公表のリポートで、米国とイランのホルムズ海峡交渉は部分合意、履行検証、再交渉を繰り返す長期戦となる可能性が高いと分析した。

両国は6月中旬、ホルムズ海峡の商業航行や米国の海上封鎖制裁の緩和、イランの核開発計画などを含む交渉に向け、了解覚書(MOU)を結んだ。もっとも、イランは海峡の全面的な再開放を、米国による封鎖解除や制裁緩和、賠償問題まで含む包括合意と結び付けている。一方、米国は先行的な譲歩に否定的な立場を維持している。

制裁緩和の順序と核問題も主要な争点だ。米国は交渉の進展に応じて段階的に制裁を緩和する構えだが、イランは制裁緩和措置が容易に覆らない保証を求めている。ウラン濃縮の水準や既存保有量、国際原子力機関(IAEA)の検証体制を巡る隔たりも残る。

モルガン・スタンレーは、交渉決裂の有無そのものよりも、海上航行の正常化やIAEA査察へのアクセス権、制裁緩和、軍事的自制の水準を継続的に確認する必要があると指摘した。双方には全面戦の再開を避ける誘因がある半面、交渉過程そのものは不規則で変動性も大きくなるとみている。

原油市場については強気見通しを維持した。ホルムズ海峡を通る原油供給の不確実性が続くため、国際原油市場の需給は6月のMOU締結直後に比べて相対的に引き締まった状態が続く可能性が高いという。

米株式市場では、原油価格の再急騰が短期的な主なリスク要因に挙がった。ただ、モルガン・スタンレーは、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利の引き上げを再開するには、現在の市場予想を大きく上回る物価ショックが必要になるとみる。2026年は金利据え置き基調を維持するとの見通しも示した。

#原油価格
#イラン核交渉
YM Lee

YM Lee

20min@bloomingbit.ioCrypto Chatterbox_ tlg@Bloomingbit_YMLEE

このニュース、どう思いますか?








PiCKニュース






ハッシュタグニュース