米ボルティモア市、カルシとポリマーケット提訴 「無許可の違法スポーツ賭博運営」
概要
- ボルティモア市とブレンダン・スコット市長は、カルシ(Kalshi)とポリマーケット(Polymarket)を「無許可の違法スポーツ賭博プラットフォーム」の運営を巡って提訴したと明らかにした。
- 訴訟でボルティモア市は、両プラットフォームのイベント契約が州法上の違法賭博に当たるにもかかわらず、合法的な商品であるかのように宣伝したと主張した。ロビンフッド、ウィブル、コインベースもカルシの提携先としてあわせて提訴されたという。
- ポリマーケットの広報担当者は、CFTC登録取引所の予測市場は連邦法の適用を受けると反論した。今回の訴訟は、予測市場を巡る連邦・州当局の管轄権争いの延長線上にあり、連邦最高裁まで持ち込まれる可能性があるとした。
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米ボルティモア市が、予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)とポリマーケット(Polymarket)を提訴した。両社が現地の賭博関連法に違反したと訴えている。
8月13日に暗号資産専門メディアのコインテレグラフが報じた。ボルティモア市とブレンダン・スコット市長は、両社が「無許可の違法スポーツ賭博プラットフォーム」を運営し、利用者にサービスの適法性や規制状況を偽って案内したと主張している。
スコット市長は「これらの企業は、免許なしでスポーツブックを運営しながら、新しい名称を付ければ法の上に立てると考えている」と批判した。そのうえで「ボルティモアは、数十億ドル規模の企業が違法賭博で地域社会に害を及ぼすことを容認しない」と強調した。
訴訟の争点は、両プラットフォームが提供するイベント契約の法的性格にある。ボルティモア市は、こうした取引が州法上の違法賭博に当たると主張する。あわせて、両社がこれを合法的に売買できる商品であるかのように宣伝したと指摘した。カルシに対する訴状では、ロビンフッド(Robinhood)、ウィブル(Webull)、コインベース(Coinbase)もカルシの提携先として被告に加えられた。
ポリマーケットの広報担当者はコインテレグラフに対し、「特定の都市による独自の措置は、予測市場に対する米商品先物取引委員会(CFTC)の既存の規制枠組みに反する」と反論した。さらに「裁判所も認めたように、CFTC登録取引所の予測市場は州や地方の規制ではなく、連邦法の適用を受ける」との立場を示した。
今回の提訴は、予測市場を巡る米連邦当局と州当局の管轄権争いの延長線上にある。法曹界の一部は、最終的に連邦最高裁まで争いが及ぶ可能性があるとみる。CFTCは、予測市場のイベント契約が自らの管轄に属するスワップに当たるとの立場を維持している。
YM Lee
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