半導体株が急騰、サムスン電子5%高・SKハイニックス7%高
概要
- 前日の米株式市場で半導体株とAIインフラ株が上昇し、韓国の半導体主力株急騰の要因になったと伝えた。
- 米国の7月の消費者物価指数(CPI)が予想に一致し、9月の金利据え置きの可能性が60.1%に高まったことで、ハイテク株の投資心理を支えているとした。
- モルガン・スタンレーがサムスン電機を最有力銘柄に変更し、目標株価を引き上げたうえで、MLCC価格の上昇可能性とABF基板需要の改善を根拠に挙げたと説明した。
期間別予測トレンドレポート


サムスン電機も9.89%上昇

サムスン電子やSKハイニックスなど韓国の半導体主力株が、8月13日朝方の取引で急伸している。前日の米株式市場でマイクロンやエヌビディアなど半導体株に加え、コアウィーブなどAIインフラ関連株が上昇したことが追い風となった。米国の7月の消費者物価指数(CPI)が市場予想に一致し、9月の政策金利据え置き観測が強まったこともハイテク株の投資心理を支えている。
8月13日午前9時12分時点で、サムスン電子は前日比5.48%高の26万8500ウォン(約3万円)、SKハイニックスは7.25%高の161万1000ウォン(約18万円)で取引されている。SKスクエアは10.35%高の112万8000ウォン(約12万6000円)、サムスン電機は9.89%高の149万ウォン(約16万7000円)を付けた。
韓国の半導体主力株の上昇は、前日の米市場で半導体関連の主力銘柄に資金が集まったことに加え、金利据え置きの可能性が高まったことで、韓国株にも買いが波及したためとみられる。前日のニューヨーク市場はまちまちだったが、AIやデータセンターのインフラ関連銘柄が優勢となり、物色の広がりにつながった。
ダウ工業株30種平均は前日比0.04%安で終えた。一方、S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数はそれぞれ0.26%、0.54%上昇した。個別ではマイクロンが4.9%高、サンディスクが5.8%高、エヌビディアが3.0%高と、半導体大手がそろって上昇した。コアウィーブは19.3%高、スーパー・マイクロ・コンピューターは19.0%高で引け、AIインフラ関連株もそろって買われた。
金利据え置き観測の強まりも、ハイテク株への投資心理を下支えしている。米国の7月の総合CPIとコアCPIは前年同月比でそれぞれ3.4%、2.5%上昇し、いずれも市場予想に一致した。これを受け、9月に金利が据え置かれる確率は60.1%に高まった。
サムスン電機には、モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)が前日に最有力銘柄をサムスン電子からサムスン電機に切り替え、目標株価も従来の256万ウォン(約28万7000円)から262万ウォン(約29万3000円)へ引き上げたことが材料視されたようだ。モルガン・スタンレーは、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の価格上昇の可能性が大きく、味の素ビルドアップフィルム(ABF)基板の需要も改善していることを理由に挙げた。
カン・ギョンジュ 韓経ドットコム記者 qurasoha@hankyung.com
Korea Economic Daily
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