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米DTCC、トークン証券の実取引試験を完了 10月に商用化へ

出典
JOON HYOUNG LEE

期間別予測トレンドレポート

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写真:DTCC
写真:DTCC

米証券決済大手デポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(DTCC)は、JPモルガンやゴールドマン・サックスなどウォール街の主要金融機関約40社と共同で、ブロックチェーン基盤のトークン証券の実取引試験を終えた。

ブルームバーグが8月12日に報じた。DTCCは7月、JPモルガン、ゴールドマン・サックス、インベスコ、シタデルなど40社余りと4時間にわたり、ブロックチェーンネットワーク上で株式や米国債の売買、担保の差し入れ、マージンコールへの対応、資産移転など実際の市場取引を再現するパイロット試験を実施した。DTCCはニューヨーク州とニュージャージー州に設けた状況室から全工程を監視した。

DTCCでデジタル資産部門のグローバル責任者を務めるナディーン・チャカー氏は「市場で日々発生する取引をそのまま再現しようとした」と説明した。トークン化は日常業務の流れの一部になる必要があるとの認識も示した。

試験では担保の差し入れ、マージンコール、レポ取引、ブロックチェーン間の資産移転など幅広い取引類型を検証した。取引には株式、上場投資信託(ETF)、米国債のトークン化版を使った。インフラにはDTCCのプライベートブロックチェーン「ベス(Besu)」とキャントン・ネットワーク(Canton Network、CC)を採用した。

DTCCは10月から同サービスを段階的に商用化する方針だ。10月以降は参加機関を増やし、接続するブロックチェーンネットワークも追加する。チャカー氏は「技術が機能するかどうかに疑問はもはやない」と述べ、10月はより難しい段階の始まりになると語った。

もっとも、商用化までの課題はなお多い。チャカー氏は、導入の拡大、規制との整合性、既存システムとの統合が主要な課題として残っていると指摘した。

#ブロックチェーン金融
#セキュリティトークン
JOON HYOUNG LEE

JOON HYOUNG LEE

gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul

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