米日介入後も円安再燃、ドル・円は再び160円目前 ウォンは強含み
期間別予測トレンドレポート


米日金利差大きく、円に構造的な下押し圧力
ドル・円、再び160円目前

米国と日本による異例の共同介入後も、ドル・円相場は上昇基調を強め、1ドル=160円を目前に控えた。一方、円相場との連動性が高いウォンは強含みで推移している。
8月12日午後4時ごろのドル・円相場は1ドル=159.4円を付けた。心理的な節目である160円近辺まで上昇した。ドル・円は一時163.8円を上回った後、7月末の米日共同介入で155円まで下落したが、その後は再び上昇している。

ドル・円が共同介入前の水準に戻りつつあるのは、円安の根本要因である米日金利差がなお2.75ポイントあるためだ。モネックスグループのイェスパー・コール取締役は「両国政府の介入でも、『投資資金は最大の収益を得られる方向へ流れる』という金融の法則までは止められなかった」と語った。ホルムズ海峡の再開放に向けた交渉が停滞し、原油価格が再び上昇したことも円安を後押しした。日本は原油輸入量の90%を中東に依存している。
市場では、ドル・円が160円を上回れば、日米両国が再び介入に踏み切る可能性があるとみている。日本が保有する米国債を米連邦準備理事会(FRB)に預け、ドルを借りる「FIMAレポ」制度を活用して介入原資を確保するとの見方だ。iM証券のパク・サンヒョン研究委員は、両国が再度介入しても市場はその効果の持続性に疑問を抱くと指摘した。そのうえで「日本銀行が9月に政策金利を追加で引き上げても、市場がむしろ利上げ局面の終了に注目すれば、円安のきっかけになり得る」と分析した。
円相場と連動する傾向が強いウォンは、強含みを維持している。8月12日のウォン・ドル相場の昼間取引の基準値(午後3時30分時点)は前日比0.3ウォン高の1ドル=1415.7ウォンだった。7月末以降、ウォン・ドル相場は31ウォン下落した。
シム・ソンミ 韓国経済新聞記者 smshim@hankyung.com
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul