ビットワイズ、従業員の14%削減 暗号資産市場の10カ月低迷で
Suehyeon Lee
期間別予測トレンドレポート



暗号資産運用会社のビットワイズ(Bitwise Asset Management)が、市場低迷の長期化を受けて従業員の14%を削減した。
ブルームバーグが8月11日に報じた。米サンフランシスコに本社を置く同社は、従業員数を約180人から155人程度に減らした。ハンター・ホースリー最高経営責任者(CEO)は、人員削減後も現在の組織規模は創業8年で最大だと説明したうえで、暗号資産が世界経済に一段と深く組み込まれるにつれて成長は続くとの見通しを示した。
ビットワイズは現在、ビットコイン(BTC)の上場投資信託(ETF)を含む70超の暗号資産商品を運用している。ビットコインETFの資産規模は23億ドル(約3660億円)、総運用資産は約90億ドル(約1兆4300億円)に達する。
今回の人員削減は、暗号資産業界全体の構造調整の流れに沿う動きだ。ビットコインは2025年10月に付けた過去最高値から約50%下落し、足元では6万4000ドル(約1020万円)前後で取引されている。この低迷は約10カ月続いている。コインベース(Coinbase)とファルコンX(FalconX)も人員を減らし、取引所ビットメックス(BitMEX)は閉鎖を表明した。
相場反発を期待する業界には、新たな逆風も浮上している。ブルームバーグによると、かつて暗号資産市場の主要な需要層だった個人投資家は、スポーツベッティングサイトや人工知能(AI)関連株に関心を移している。
Suehyeon Lee
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