今週の暗号資産市場、米7月CPIと13F提出期限に注目 ジェミニとセキュリタイズの決算も
概要
- 今週の米国7月CPIや主要経済指標の発表を受け、FRBの金利、ドル、暗号資産市場に影響が及ぶ可能性がある。
- 8月14日に期限を迎える米機関投資家の4〜6月期13F報告書を通じ、ビットコイン現物ETFなど暗号資産関連の投資変化が確認される可能性がある。
- ポンプ(PUMP)、コネクスト(CONX)、YZY、WLFIなど大規模なトークンのアンロックや移転可能化の日程が、暗号資産市場の変動要因として注目される。
期間別予測トレンドレポート



今週の暗号資産市場は、米国の7月の消費者物価指数(CPI)をはじめとする主要経済指標の発表に加え、機関投資家の13F報告書の提出期限や暗号資産関連企業の決算発表が焦点になる。
コインデスクによると、米国の7月CPIは8月12日に発表される。市場では前年同月比3.4%上昇と、6月の3.5%から伸びがやや鈍化すると見込まれている。前月比の上昇率予想は0.1%だ。
インフレの鈍化が確認されれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利据え置き観測やドル安期待が強まる可能性がある。逆にCPIが予想を上回れば、米国債利回りとドルが再び上昇し、暗号資産市場の重荷になりうる。
8月13日には、米国の7月の生産者物価指数(PPI)と新規失業保険申請件数が発表される。8月14日には7月の小売売上高に加え、ミシガン大学の消費者信頼感指数や1年先の期待インフレ率の公表も控える。
暗号資産市場に関連しては、米機関投資家による4〜6月期の13F報告書の提出期限が8月14日に到来する。これを通じて、主要機関によるビットコイン現物ETFなど暗号資産関連投資の変化が追加で確認される可能性がある。
暗号資産関連企業の決算発表も相次ぐ。8月10日にはトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(Trump Media & Technology Group)、ビットディア(Bitdeer)、バックト(Bakkt)、エクソダス(Exodus)が業績を公表する。8月11日にはコアウィーブ(CoreWeave)とイートロ(eToro)が決算を発表する。トークン化証券プラットフォームのセキュリタイズ(Securitize)は8月12日、暗号資産取引所のジェミニ(Gemini)は8月13日に決算発表を予定している。
トークンの日程では、8月12日にポンプ(PUMP)が流通量の1.75%に相当する約1893万ドル(約30億円)分のトークンをアンロックする。8月15日にはコネクスト(CONX)が流通量の1.43%、8月16日にはYZYが流通量の22.83%に相当するトークンを市場に放出する予定だ。
同じ8月16日には、AIファイナンシャルが既存のロックアップ対象となっていた約69億WLFIを完全に移転可能な状態に切り替える予定で、市場の関心を集めそうだ。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.