ステーブルコイン時価総額、5月以降約150億ドル減 暗号資産市場で流動性流出
Minseung Kang
概要
- ステーブルコインの時価総額は5月の約2800億ドル(約44兆2000億円)から足元で2660億ドル水準に縮小し、約150億ドル減少したと分析した。
- ステーブルコインの時価総額は2025年10月から2026年5月までおおむね横ばいで、市場に流入する新規の流動性がないか、あっても十分ではなかったと説明した。
- ステーブルコインの時価総額減少で既存の流動性まで暗号資産市場から流出し、ビットコイン需要の低迷が反発を抑えていると診断した。
期間別予測トレンドレポート



暗号資産市場の主要な流動性指標とされるステーブルコインの時価総額が、5月以降に約150億ドル(約2兆4900億円)減少したことがわかった。
オンチェーン分析者のダークフォスト(Darkfost)は8月10日、「ステーブルコイン全体の時価総額は5月の約2800億ドル(約44兆2000億円)から、足元では2660億ドル水準まで縮小した」と分析した。
ダークフォストは、2025年10月から2026年5月までステーブルコイン時価総額がおおむね横ばいで推移した点にも注目した。この時期について、市場に流入する新規の流動性がないか、あっても十分ではなかったと説明した。
足元では状況が一段と悪化しているという。ステーブルコイン時価総額が実際に減少へ転じ、新規資金の流入不足にとどまらず、既存の流動性まで暗号資産市場から流出しているためだ。
ダークフォストは「ビットコインが価格を安定させても、需要は戻っていない」と指摘した。そのうえで「こうした需要低迷がビットコインの反発を抑えている」との見方を示した。
さらに、「ステーブルコイン時価総額の減少は、実際に暗号資産市場から流動性が流出していることを示している」と付け加えた。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.