ロボストラテジー、新株発行で1億2290万ドル調達 フィジカルAI投資を拡大
期間別予測トレンドレポート



ロボティクスとフィジカルAIの未上場企業に投資するファンド、ロボストラテジー(RoboStrategy)が、5回の私募による新株発行で約1億2290万ドル(約194億円)を調達した。
ロボストラテジーは8月10日、直近5回の私募で普通株404万5512株を発行したと発表した。調達資金は、未上場のロボティクス、フィジカルAI、身体性AI企業への追加投資と新規投資に充てる方針だ。
今回の調達は、6月18日、6月26日、6月29日、7月8日、7月15日に公表した取引を合算したものだ。5回の発行で確保した資金は計約1億2290万ドルとなった。
直近の私募には機関投資家に加え、アンドリュー・カン最高経営責任者(CEO)も参加した。カンCEOは7月14日、自己資金約1000万ドル(約15億8000万円)を投じ、普通株27万2405株を1株36.71ドルで取得した。取得価格は同日のナスダック終値と同じだった。
7月7日から7月14日に実施した私募では、45万684株を加重平均約35.50ドルで発行し、約1600万ドル(約25億円)を調達した。これに先立つ4回の発行で確保した資金は、それぞれ約2890万ドル(約45億6000万円)、3650万ドル(約57億6000万円)、3390万ドル(約53億5000万円)、760万ドル(約12億円)だった。
ロボストラテジーは今回の資金を、既存の投資先への追加投資と新規投資に振り向ける。現在の投資先にはフィギュアAI(Figure AI)、アップトロニック(Apptronik)、ダイナ・ロボティクス(Dyna Robotics)、デックスメイト(Dexmate)などが含まれる。
ロボストラテジーはナスダックでティッカーシンボル「BOT」で取引される登録クローズドエンドファンドだ。ヒューマノイドロボットや自律システム、ロボット供給網、AIインフラなど、ロボティクスとフィジカルAI産業全般の未上場企業に投資している。
今回の新株は、米証券法上の登録義務が免除される私募方式で発行した。ロボストラテジーは今後、投資家による株式の再売却を支援するため、関連する登録手続きを進める予定だ。
YM Lee
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