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「資金のないイランを見ている」 トランプ氏、追加攻撃より経済圧力を示唆

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Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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ドナルド・トランプ米大統領は、イランの強硬な要求が続くなかでも、追加の軍事攻撃ではなく経済的な圧力を続ける考えをにじませた。イランとの交渉は「チェスゲーム」に例え、当面は情勢を見守る姿勢を示した。

米オンラインメディアのアクシオスは8月9日、トランプ大統領との電話取材の内容を報じた。トランプ氏はイラン問題を巡り「我々はロウキーで対応している」と語った。ロウキーは、低い水準で静かに対応する趣旨の表現だ。

トランプ氏は「我々は彼らと部分的に交渉しているだけだ」とも述べた。イランとの対話は完全には途絶えていないものの、本格的な妥結段階にも至っていないという認識を示した発言とみられる。

イランの経済情勢にも言及した。トランプ氏は「我々は、深刻なインフレに苦しみ、資金もないイランの状況を見ているだけだ」としたうえで、イランは「非常に厳しい状況」にあると主張した。

さらに、イランは兵士への支払いに充てる資金も不足していると指摘した。米国による対イラン海上封鎖が、イラン政権の経済危機を一段と深めたとの見方も示した。

原油価格にも触れた。アクシオスによると、トランプ氏は原油価格が1バレルあたり75ドル(約1万1800円)をやや上回る水準まで下がり、米国の消費者は戦争に伴う負担をそれほど強く感じていないと語った。

トランプ氏はイランとの交渉を巡り「うまく解決するだろう」と述べ、「いつも最終的にはうまく収まる。まるでチェスゲームのようだ」と付け加えた。

アクシオスは、トランプ氏がこの日の電話取材で、イランに対する新たな軍事的脅威には言及しなかったと伝えた。イランがオマーンとのホルムズ海峡再開に関する合意発表を遅らせている状況についても、怒りや落胆は示さなかったという。

そのうえでアクシオスは、イランが米国の要求を引き続き拒んでいるにもかかわらず、トランプ氏は新たな軍事攻撃を指示するよりも、イランへの経済的圧力を強める準備があることを示唆したと報じた。

トランプ氏はこれに先立ち、8月1日夜に中東諸国の要請を受け、イランへの大規模攻撃を取りやめたと明らかにしていた。同時に、ホルムズ海峡の再開に向けた迅速な合意を促した。その後、イランとオマーンの交渉は合意に近づいたとの観測が出たが、情勢は再び不透明になった。イランが米国に新たな要求条件を示したためだ。

イラン最高国家安全保障会議のモハマド・バゲル・ゾルガドル事務総長は前日の8月8日、ホルムズ海峡再開の条件として、米国の対イラン海上封鎖の解除、イラン周辺地域からの部隊撤収、戦争被害の賠償など6項目の要求を盛り込んだ声明を発表した。内容は、これに先立ち米国とイランが合意した終戦了解覚書より強硬だった。

イ・ソンリョル 韓経ドットコム記者 yisr0203@hankyung.com

#米イラン対立
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