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SKハイニックス、竜仁・清州に54兆3000億ウォン投資確定 AI向け供給力拡大

出典
Korea Economic Daily

概要

  • SKハイニックスは、AIメモリー需要への対応に向け、竜仁Y2と清州M17の新工場建設に総額54兆3000億ウォン(約6兆円)を投じることを決めたと明らかにした。
  • 竜仁のY2工場は、HBMなど次世代DRAMの生産拠点として2027年7月に着工し、2029年6月に最初のクリーンルームを稼働させる。投資は2031年10月まで執行する。
  • 清州のM17工場は、急増するNANDフラッシュ・eSSD需要に対応するため2027年2月に着工し、2028年12月に最初のクリーンルームを稼働させる。投資は2031年4月まで実施する計画だ。

期間別予測トレンドレポート

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SKハイニックスは、急拡大する人工知能(AI)向けメモリー需要に対応するため、京畿道竜仁市と忠清北道清州市の新工場建設に総額54兆3000億ウォン(約6兆円)を投じる。適時供給の能力を引き上げ、世界のAI供給網で主導権を固める狙いだ。

SKハイニックスは8月7日の取締役会で、竜仁の「Y2」工場と清州の「M17」工場の建設に、それぞれ35兆2000億ウォン(約3兆9100億円)、19兆1000億ウォン(約2兆1200億円)を投じる議案を決めた。

今回の投資は、6月に策定した中長期投資戦略の中核段階にあたる。SKハイニックスは竜仁半導体クラスターに600兆ウォン(約66兆6000億円)、清州の生産拠点に100兆ウォン(約11兆1000億円)を投じる超大型計画を進めている。建設中の竜仁1期工場「Y1」に続き、竜仁と清州で後続工場の建設を同時に進める。

会社関係者は「AI時代には技術競争力だけでなく、顧客が望む時点で必要な量を供給できる能力が重要になる」と述べた。市場需要を綿密に見極め、先行投資を決めたという。

竜仁のY2は、竜仁半導体クラスターに建設する4工場のうち2番目の工場となる。延べ床面積は112万7273平方メートルで、高帯域幅メモリー(HBM)など次世代DRAMの生産拠点として整備する。2027年7月に着工し、2029年6月に最初のクリーンルームを稼働させる計画だ。投資は2031年10月まで執行する。2027年2月にクリーンルームの稼働開始を控えるY1の工事も順調に進んでいる。

SKハイニックスは、竜仁クラスターの完成時期を従来の2045年から2033年へ12年前倒しする方針だ。Y2の着工はこの工程表を支える重要な節目となる。竜仁市遠三面一帯で造成中のクラスターは、第1段階のインフラ工事進捗率が99%に達しており、Y2建設も支障なく進む見通しだ。

清州のM17は、急増するNANDフラッシュ需要に対応して整備する。AIサービスの拡大で企業向けソリッドステートドライブ(eSSD)の受注が急増しているうえ、AI推論やエージェンティックAI、フィジカルAIの登場でNAND需要も大きく伸びているためだ。清州には既存のNAND生産工場M11、M12、M15があり、これらとの連携で生産効率を高めつつ、最短で新工場を建設する方針という。M17の延べ床面積は68万992平方メートル。2027年2月に着工し、2028年12月に最初のクリーンルームを稼働させる。投資期間は2031年4月までだ。

SKハイニックスは、今回の投資が将来の成長力確保に加え、韓国の半導体生態系の強化や地域経済の活性化にもつながるとみている。会社関係者は「市場の成長機会を逃さないための先行的な判断だ」と強調したうえで、「安定したAI半導体の供給網を構築し、世界のAIインフラの中核パートナーとして位置づけられるようにする」と語った。

キム・チェヨン記者 why29@hankyung.com

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