ウィンターミュート、米ブローカーディーラー登録 株式・暗号資産ETF市場に参入
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



暗号資産マーケットメーク大手のウィンターミュート(Wintermute)が米国でブローカーディーラー登録を終えた。事業領域は伝統金融へ広がる。
コインデスクが8月7日に報じたところによると、ウィンターミュートは最近、米証券取引委員会(SEC)と米金融業規制機構(FINRA)にブローカーディーラーとして登録した。
今回の登録により、ウィンターミュートは株式や株式オプションを売買できるようになった。取引所市場や店頭市場(OTC)で流動性を供給することも可能になる。ナスダックやニューヨーク証券取引所(NYSE)など米主要取引所で、マーケットメーカーを担うこともできる。
暗号資産関連商品を含む上場投資信託(ETF)の指定参加者(AP)としても活動できるようになった。APはETF運用会社とともに大口の持ち分を設定・償還し、ETF価格が基礎資産価値から大きく乖離しないようにする役割を担う。ウィンターミュートはすでに協業先となるETF発行会社を確保したもようだ。
もっとも、個人投資家向けの株式仲介サービスを始める計画は明らかにしていない。ウィンターミュートは、ブローカーディーラー資格を得た米法人の事業は自己資本取引に限られると説明した。
ウィンターミュートは現在、60超の中央集権型取引所(CEX)と分散型取引所(DEX)で、日次平均100億ドル(約1兆5800億円)超の取引高を処理している。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul