JPモルガン、ハイパーリキッドETFへの資金流入ほぼ停止 取引所競争激化で
JOON HYOUNG LEE
概要
- JPモルガンは、ハイパーリキッド(HYPE)現物 ETF への資金流入が7月から急速に鈍化したと明らかにした。
- 米国で暗号資産の 無期限先物取引 が認められ、中央集権型取引所(CEX) の競争力が高まったことで、ハイパーリキッドETF需要 が減っていると伝えた。
- ハイパーリキッド エコシステム では、取引手数料 と 予測市場 など新規事業で 利用者 と 取引高 を確保できるかが、今後の 成長性 を左右する重要な変数だとJPモルガンは診断した.
期間別予測トレンドレポート



暗号資産取引所間の競争が激しくなるなか、ハイパーリキッド(Hyperliquid、HYPE)上場投資信託(ETF)への資金流入が事実上止まったとの見方が出ている。
コインデスクが8月6日に報じた。米金融大手JPモルガンは同日公表したリポートで、ハイパーリキッドの現物ETFへの資金流入が7月から急速に鈍化したと明らかにした。ハイパーリキッドのような分散型プラットフォームは、市場シェアの確保で相当な困難に直面するとの見方も示した。
JPモルガンは、ハイパーリキッドETFの需要が減った背景として、取引所間の競争激化を挙げた。特に、米国で暗号資産の無期限先物取引が最近認められたことで、中央集権型取引所(CEX)の競争力が大幅に高まったと分析した。このため、無期限先物の取引需要が分散型取引所(DEX)からCEXへ大きく移る可能性があるとみている。
事業多角化の一環で参入した予測市場での競争激化も変数として挙げた。ハイパーリキッドのエコシステムでは、取引手数料がトークン価値の重要な基盤となっている。予測市場など新規事業で利用者と取引高を確保できるかどうかが、今後の成長性を左右する核心的な変数になるというのがJPモルガンの診断だ。
ハイパーリキッドは8月6日午後10時54分時点で、コインマーケットキャップで前日比3.11%安の55.22ドル(約8700円)で取引されている。1カ月前と比べると23.12%下落した。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul