概要
- イランとホルムズ海峡の開放を巡る合意が近く成立する可能性があると、トランプ大統領が明らかにした。
- ホルムズ海峡の通行料は、通航する船舶ではなく、湾岸諸国や欧州諸国が負担する案が示された。
- 国際原油価格は、ホルムズ海峡開放への期待を背景に、10月渡しの北海ブレント先物が5.3%下落した。
期間別予測トレンドレポート


トランプ氏「イランと良好な協議」

ドナルド・トランプ米大統領は、イランとホルムズ海峡の開放を巡る合意が近くまとまる可能性を示した。焦点となっている通行料を、通航する船舶ではなく湾岸諸国や欧州諸国が負担する案も浮上している。
トランプ大統領は8月4日(現地時間)、FOXニュースのインタビューで「イランと非常に良い協議をしている」と語った。そのうえで「ホルムズ海峡は近く開かれる。そうでなければイランは強力な攻撃を受ける」と警告した。
米政権のほかの主要閣僚も、イランとの交渉妥結が迫っているとの認識を示した。マルコ・ルビオ米国務長官は8月4日、国務省で記者団に対し、非核化を巡る長期協議と並行して、短期的により多くの船舶が安全にホルムズ海峡を通過できる方策を巡り、オマーンとイランが協議していると明らかにした。米国もこの対話に関与しているという。
スコット・ベッセント米財務長官は8月4日、CNBCで、ホルムズ海峡の開放を巡る合意が同日か8月5日にまとまる可能性があるとの見通しを示した。
海峡の通行料を巡っては、具体案も伝わっている。英紙テレグラフは、イランがホルムズ海峡の維持・管理費用について、欧州諸国が「自発的な分担金」の形で負担する案を検討していると報じた。
国際原油価格は8月4日、5%超下落した。ロンドンのICE先物取引所で、10月渡しの北海ブレント先物は1バレル79.36ドル(約1万2510円)で引け、前営業日比5.3%安だった。終値では約3週間ぶりに1バレル80ドル(約1万2610円)を下回った。
キム・ドンヒョン記者 3code@hankyung.com
Korea Economic Daily
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