概要
- ビットコイン価格が6万3000ドル台にとどまるなか、含み損の保有分が増え、市場ストレスが再び高水準に達した。
- ビットコインの損益ストレス指数は71.58と基準線の70を上回り、市場圧力の強い高圧力局面の下限に入った。
- ビットコインが6万1500ドルを下回り、損益ストレス指数が90以上に上昇した場合、市場環境が急速に悪化する可能性がある。
期間別予測トレンドレポート



ビットコインが6万3000ドル(約990万円)台で推移するなか、含み損を抱えた保有分が増え、市場ストレスが再び高水準に達した。
アクセル・アドラー・ジュニア(Axel Adler Jr.)氏は8月4日付のニュースレターで、ビットコイン損益ストレス指数が71.58となり、基準線の70を上回ったと明らかにした。
損益ストレス指数は、現在価格を基準に含み益のあるビットコインと含み損のあるビットコインの比率を示す。70を超えると損失圏にある保有分が多く、市場への圧力が強い状態と解釈する。90以上は、損失側への偏りが極端に大きい局面を意味する。
この指数は1年前、ビットコイン価格が11万4000ドル(約1790万円)だった当時、中立水準の41にとどまっていた。その後、価格が一時5万8000ドル(約910万円)近辺まで下落し、2025年11月には指数が100まで急騰した。現在は極端な水準こそ脱したものの、再び高圧力局面の下限に入っている。
直近7日間の指数変化を示す週間モメンタムもプラス3ポイントに転じた。この1カ月は市場ストレスが徐々に和らいでいたが、7月末から指数が再び70を上回り、圧力がじわりと強まっているという。
アドラー氏は、現在の市場はなお高ストレス局面にあるが、極端な段階に入ったわけではないと分析した。そのうえで、指数が70を下回り、モメンタムがマイナスに転じて初めて、市場圧力の緩和を確認できると指摘した。
さらに、ビットコインが直近1カ月の安値である6万1500ドル(約967万円)を下回り、損益ストレス指数が90以上に上昇した場合、市場環境は急速に悪化しかねないと付け加えた。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.