AI投資で損失、追い証に直面 シチュエーショナルがシタデルに資産売却
概要
- AIテーマ投資で知られる シチュエーショナル が、巨額損失の末に保有株式ポートフォリオの大半を シタデル に売却したと伝えられた。
- 足元の AI関連株 の急激な調整で マージンコール に直面し、借り入れで調達した上場株資産だけがシタデルに引き取られたという。
- シチュエーショナルは SKハイニックスADR IPO に最大 70億ドル投資の意向 を示し、SKハイニックス、サンディスク、ブルーム・エナジー、ネビウスなどに投資してきた。
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人工知能(AI)テーマ投資で知られるヘッジファンドのシチュエーショナル・アウェアネスが巨額の損失を出した末、保有株式ポートフォリオの大半をヘッジファンド大手シタデルに売却した。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が7月30日に報じた。
オープンAIの元研究員レオポルド・アッシェンブレナー氏が設立したシチュエーショナルは、アンソロピックをはじめとするAI関連企業への先行投資で個人投資家の間で大きな関心を集めてきた。
半導体やインフラ、電力会社など、AI技術の発展で恩恵を受ける世界の上場株やAIスタートアップにいち早く投資し、高い運用成績で名を上げた。
AI関連株の上昇を追い風に、シチュエーショナルの運用資産は設立から2年余りで200億ドル(約3兆2700億円)を超えたこともあった。
同ファンドは7月上旬、SKハイニックスの米国預託証券(ADR)のナスダック上場を控え、大口投資家として参加した。
これに先立ち、英紙フィナンシャル・タイムズは、シチュエーショナルがベイリー・ギフォードやコーチュー・マネジメントなど他のヘッジファンドとともに、SKハイニックスADRの新規株式公開(IPO)に最大70億ドル(約1兆1400億円)を投じる意向を示したと報じていた。
だが、足元でAI関連株が急速に調整したため、シチュエーショナルはマージンコール(追加証拠金の請求)に直面したとWSJは伝えた。
WSJによると、シチュエーショナルが投資していた上場株にはSKハイニックス、サンディスク、ブルーム・エナジー、ネビウスなどが含まれる。
関係者によると、シタデルが引き受けたのはシチュエーショナルの上場株ポートフォリオのうち借り入れで調達した資産に限られ、投資家資本で取得した資産はシチュエーショナルが引き続き保有する。
ドイツ生まれのアッシェンブレナー氏は2024年、AIの将来性とリスクに関するエッセーを発表したのを機に、この分野のインフルエンサーとして急浮上した。同氏はその知名度をてこに、同年サンフランシスコでヘッジファンドのシチュエーショナルを設立した。
コ・ジョンサム 韓経ドットコム記者 jsk@hankyung.com
Korea Economic Daily
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