概要
- SKグループの崔泰源会長は、SKハイニックスの普通株3620株を約48億ウォン規模で市場買い付けしたと明らかにした。
- 崔会長は、SKハイニックス株価が過度に割安だと判断し、責任経営の観点から今回の株式取得を決めたとされる。
- 崔会長は、「メモリーは今後も必要とされるため、時間をかければ右肩上がりに向かう」とし、そのまま保有することが資産保全に有効だと語った。
期間別予測トレンドレポート



SKグループの崔泰源会長が、SKハイニックス株約48億ウォン(約5億4100万円)分を市場で買い付けた。韓国株式市場をけん引してきた半導体株の下落で投資家の不安が強まるなか、責任経営の姿勢を示した形だ。
SKグループは7月30日、崔会長が市場内取引でSKハイニックスの普通株3620株を取得したと発表した。7月30日の終値ベースの取得額は47億8564万ウォン(約5億4000万円)。崔会長が個人名義でSKハイニックス株を買うのは初めてとなる。
崔会長はこれまで、SKグループの投資専門会社であるSKスクエアがSKハイニックス株の20.00%を保有する形で、グループの支配力を維持してきた。今回の市場買いでも、崔会長個人の持ち分比率は0.00%水準にとどまる。
崔会長は最近のSKハイニックス株価が過度に割安だと判断し、責任経営の観点から今回の株式取得を決めたとされる。とくに48億ウォンという金額は、事前開示なしで買い付けできる上限に合わせたとの解釈が出ている。上場会社の内部者取引事前開示制度では、取引額が50億ウォン(約5億6400万円)を超える場合、少なくとも30日前に取引計画を開示しなければならないためだ。
SKハイニックス株は6月25日に298万7000ウォン(約33万7000円)と過去最高値を付けた後、上げ下げを繰り返し、約1カ月後の7月30日の終値は132万2000ウォン(約14万9000円)だった。
崔会長は最近のSKハイニックス株安について「メモリーは今後も必要とされるため、時間をかければ右肩上がりに向かう」と述べた。そのうえで「売ったり買ったりせず、そのまま保有するのが資産保全にとって良い方法だ」と語った。
シン・ジョンウン記者 newyearis@hankyung.com
Korea Economic Daily
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