米ビットコイン現物ETF、7月の純流入2億500万ドル 月間で過去最低水準
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



米国のビットコイン(BTC)現物上場投資信託(ETF)は、7月の月間純流入額が過去最低水準にとどまる見通しだ。
オンチェーン分析会社ソーソーバリュー(SoSoValue)によると、米国のビットコイン現物ETFには7月1日から7月29日までに約2億500万ドル(約335億円)が純流入した。7月30日時点で7月の取引日はなお2日残るが、足元の水準では月間純流入額として過去最低となる公算が大きい。
月間ベースで純流入に戻る可能性は高まったものの、機関投資家の需要回復はなお限られている。米国のビットコインETFは5月に24億3000万ドル(約397億円)、6月に45億2000万ドル(約739億円)の純流出を記録していた。
米国のイーサリアム現物ETFは、ビットコインより状況がやや良い。ソーソーバリューによると、7月1日から7月29日までの純流入額は約3億4300万ドル(約561億円)だった。米国のイーサリアムETFも5月に続いて6月まで月間純流出を記録したが、7月は純流入に転じる見通しだ。
ビットコインとイーサリアムの価格は、ともに米連邦準備理事会(Fed)のタカ派的な金利据え置き後も明確な方向感を欠いている。金融サービス会社マレックスはコインデスクに対し、約6万3300ドル(約1040万円)に位置する200週移動平均線がビットコインの重要な分岐点だと指摘した。この価格帯を維持できれば、現在のもちあい相場は強気シグナルと解釈できるという。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul