メタとMS、AI投資継続でも業績に明暗 メタは利益減、MSは予想超え
概要
- メタは4〜6月期の売上高が市場予想を上回った一方、営業利益、純利益、EPSは減少したと発表した。
- メタは大規模なAIインフラ投資で設備投資が急増し、フリーキャッシュフローが大幅に減少したと伝えた。
- MSはクラウドのアジュール、コパイロットの好調を背景に、売上高、調整後EPS、純利益が市場予想を上回った一方、高水準の設備投資でフリーキャッシュフローは減少した。
期間別予測トレンドレポート



フェイスブック運営会社のメタ(Meta)とマイクロソフト(Microsoft)がそろって大規模な人工知能(AI)投資を続けるなか、2026年4〜6月期の業績は明暗が分かれた。
メタは7月29日、2026年4〜6月期の売上高が前年同期比28%増の608億ドル(約9兆9600億円)だったと発表した。市場予想の601億7000万ドルを上回った。
一方、支出が55%超増えたことで利益は縮小した。営業利益は8%減の187億8000万ドル(約3兆800億円)、純利益は14%減の158億5000万ドル(約2兆6000億円)だった。1株利益(EPS)は6.18ドルで、市場予想の7.22ドルを下回った。
AIインフラ投資の拡大は資金繰りも圧迫した。4〜6月期の設備投資は310億8000万ドル(約5兆900億円)に達し、フリーキャッシュフローは前年同期の85億5000万ドル(約1兆4000億円)から7億8000万ドル(約1280億円)へ急減した。
これに対し、マイクロソフトは2026会計年度第4四半期(4〜6月)の売上高が前年同期比18%増の900億1000万ドル(約14兆7000億円)だったと発表した。市場予想の876億2000万ドルを上回った。調整後EPSも4.74ドルと、予想の4.24ドルを上回った。純利益は357億7000万ドル(約5兆8600億円)と、前年同期の272億3000万ドル(約4兆4600億円)から大きく増えた。
業績をけん引したのはクラウド事業だった。中核クラウドのアジュール(Azure)を含むAI業務支援サービスのコパイロット(Copilot)の売上高が、市場予想を上回ったという。
もっとも、マイクロソフトの4〜6月期の設備投資は410億ドル(約6兆7100億円)と、前年に比べ約70%増えた。フリーキャッシュフローは196億4000万ドル(約3兆2200億円)と23%減少した。
キム・ヨンジ 韓経ドットコム記者 kongzi@hankyung.com
Korea Economic Daily
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