モルガン・スタンレー幹部「トークン化拡大で『9時から5時』の銀行業務は終幕へ」
JH Kim
概要
- モルガン・スタンレーのベッツィ・グラセック氏は、トークン化資産の拡大によって従来の銀行業務のあり方が根本的に変わりつつあるとの認識を示した。
- 同氏は、銀行や取引所が資産を24時間移動できるようにする関連技術に投資していると説明した。
- 機関投資家の関心はトークン化資産へ広がっており、現金の移動性向上、担保効率の改善、新たな投資機会の創出が主な原動力だと分析した。
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モルガン・スタンレーで銀行・総合金融リサーチ部門のグローバル責任者を務めるベッツィ・グラセック氏は、トークン化資産の拡大を受け、従来の銀行業務のあり方が根本から変わりつつあるとの認識を示した。
コインデスクが7月29日に報じた。同氏はデジタル資産を巡るパネル討論で「トークン化は暗号資産の枠を超え、金融システム全体の変化を意味する」と指摘。「午前9時から午後5時まで稼働する伝統的な銀行業務の時代は終わりに向かっている」と語った。銀行や取引所は、資産を営業時間に縛られず24時間移動できるようにするため、関連技術への投資を進めているという。
同氏は、機関投資家の関心がビットコイン(BTC)などの暗号資産にとどまらず、トークン化資産へ広がっていると分析した。現金の移動性向上や担保効率の改善、新たな投資機会の創出が主な原動力だとした。デジタル資産の環境に合わせてシステムを近代化しない企業は競争で後れを取る恐れがあるとも強調し、トークン化への転換に対応することが今後の成長基盤になると訴えた。

JH Kim
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