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SKハイニックス見通し二分 4〜6月営業益は予想下回るもAI需要に強弱

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 証券業界は、SKハイニックスの2四半期の売上高営業利益が市場予想を約5%下回ったと伝えた。
  • 多くの証券会社は、AI需要長期供給契約(LTA)良好な需給環境を根拠に、事業基盤は堅固だと評価した。
  • 一部では、マクロ経済の減速設備投資の縮小大規模な増設に伴う供給過剰懸念を指摘した。

期間別予測トレンドレポート

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営業利益、市場予想を5%下回る

AI需要の底堅さに強気論

競争的な増設に供給過剰懸念も

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

SKハイニックスの4〜6月期決算を巡り、証券各社の評価が大きく分かれている。人工知能(AI)需要の強さを背景に事業基盤はなお堅固で、最近の株価下落は過度だとみる強気論が主流だ。一方、マクロ指標の悪化や競争的な増設に伴う供給過剰を懸念し、慎重な見方も出ている。

7月29日にAI投資プラットフォームのエピックAIがまとめたところによると、証券各社によるSKハイニックスの4〜6月期売上高予想の平均は83兆6253億ウォン(約9兆3900億円)、営業利益予想の平均は63兆5951億ウォン(約7兆1400億円)だった。同日発表した実績は売上高が79兆3187億ウォン(約8兆9100億円)、営業利益が60兆5426億ウォン(約6兆8000億円)で、いずれも市場予想を5%前後下回った。

営業利益予想では、71兆ウォン(約7兆9700億円)と見込んで誤差率が17.3%だったキウム証券、67兆6000億ウォン(約7兆5900億円)と予想して誤差率11.6%だったハナ証券を除けば、大半の証券会社は実績との差を5%以内に収めた。DS投資証券のイ・スリム研究員は7月29日の決算説明会後に公表したリポートで、「売上高、営業利益ともおおむね予想に沿った。営業利益率はむしろ市場評価を上回った」と分析した。

先行きの見方はさらに割れている。7〜9月期の営業利益予想は、最大のハナ証券が90兆4140億ウォン(約10兆2000億円)、最小の韓国投資証券が69兆400億ウォン(約7兆7500億円)で、差は30%に達する。

証券業界では、今回の決算発表でSKハイニックスの業績を支えるAI需要サイクルの底堅さが改めて確認されたとの評価が多い。SK証券のハン・ドンヒ研究員は、SKハイニックスが主要顧客およそ10社と長期供給契約(LTA)を締結し、中長期の事業安定性を確保したと説明したうえで、需要が供給を上回る良好な需給環境が相当期間続くとの見方を示した。

イ・スリム研究員は、下半期には汎用DRAMの生産比率が本格的に高まり、平均販売価格(ASP)も4〜6月期比で底堅く推移するとみる。供給過剰の兆候はなお確認されておらず、2027年10〜12月期まで四半期ごとの営業利益増加が続くと見通した。

一方で、マクロ経済の減速や企業の設備投資縮小を警戒する声もある。BNK投資証券のイ・ミンヒ研究員は、消費景気の悪化を背景に4月末以降はNAND型フラッシュメモリーの現物価格が下落傾向にあり、経済協力開発機構(OECD)の景気先行指数も低下に転じたと指摘した。そのうえで、ハイパースケーラーのAI設備投資は費用対効果を重視する方向に向かっているのに対し、メーカー各社は相次いで大規模増設を打ち出しているとして、供給過剰への懸念は大きいと警鐘を鳴らした。

チョン・ボムジン 韓経ドットコム(Hankyung.com)記者 forward@hankyung.com

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