ビザ、ステーブルコイン投資戦略を公表 7〜9月売上高14%増
Suehyeon Lee
期間別予測トレンドレポート



決済大手ビザ(Visa)が、ステーブルコインのエコシステム全体にわたる投資戦略を明らかにした。
暗号資産専門メディアのコインテレグラフが7月28日に報じた。ビザは7〜9月期の決算説明会で、ステーブルコイン関連の投資状況と今後の戦略を具体的に示した。7〜9月期の売上高は116億ドル(約1兆9000億円)と前年同期比14%増え、決済取扱高、越境取引高、処理件数はいずれも2桁の伸びを記録した。
ビザは説明会で、ブロックチェーン、発行、ウォレット、インフラ、オーケストレーション、アプリケーションに至るまで、ステーブルコインのスタックの各層に積極投資していると説明した。あわせて、今四半期は発行レイヤーとアプリケーションレイヤーで進展があったとした。
ビザは、グローバルな資金移動向けステーブルコイン「OpenUSD」の発行を進めるオープンスタンダード・コンソーシアムに参加した。ビザのステーブルコイン基盤は、提携先がステーブルコインでビザに決済し、オンチェーンのウォレットサービス基盤を活用しながら、法定通貨とステーブルコインの間の資金移動を支援する仕組みだ。金融機関のトークン化預金を支援するため、決済インフラ企業のピスモ(Pismo)とも連携する計画という。
ビザは人工知能(AI)も、ステーブルコインと並ぶ長期の成長エンジンに位置づけた。ステーブルコインが商取引のバックエンドを再編する一方、AIはフロントエンドを変えていると指摘したうえで、AIエージェントを基盤とする商取引がビザの市場機会を広げ、将来の成長をけん引するとの見通しを示した。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.