Loading IndicatorLoading Indicator

SKハイニックス、時価総額4700億ドル消失 1カ月余で38%安、29日の決算がAI相場の試金石に

出典
Suehyeon Lee

概要

  • SKハイニックス株は過去最高値から38%急落し、時価総額約4700億ドルが失われた。
  • SKハイニックスの4〜6月期決算では、AI需要に加え、自社株買いなどの株主還元や大手ハイパースケーラーのCAPEX継続が焦点になる。
  • SKハイニックスの12カ月先予想PERは4.4倍まで低下しており、今回の決算はAIハードウエアへの投資家心理を測る試金石になり得る。

期間別予測トレンドレポート

Loading IndicatorLoading Indicator
写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

SKハイニックスの株価が、6月に付けた過去最高値から38%下落し、1カ月余りで時価総額約4700億ドル(約77兆円)が失われたことが分かった。

ブルームバーグが7月27日に報じた。SKハイニックスは6月の最高値から38%下げた。同じ期間に世界の上場銘柄で同社を上回る時価総額の減少を記録したのはスペースXだけだった。

株価急落の背景には、AI関連銘柄への資金集中と、レバレッジ商品を通じて膨らんだ値動きの荒さがある。メモリー価格の上昇が顧客企業のコスト負担を高め、使用量の削減や相対的に安価な代替製品への切り替えを促すとの懸念も出ている。

ピクテ資産運用でマルチアセット部門を統括するアンディ・ウォン氏は、現在の論点について、メモリーが市場全体の取り分を過度に占めているかどうかにあると指摘した。あわせて、SKハイニックスがサプライチェーンの中で過大な利幅を得ているとの市場の見方を変える材料が現れるかが焦点だと分析した。ピクテ資産運用はここ数週間、SKハイニックスの保有比率を引き下げた。

SKハイニックスは7月29日に2026年4〜6月期決算を発表する予定だ。市場では、AI需要を背景とするメモリー価格の上昇に支えられ、再び過去最高業績を更新するとの見方が強い。

もっとも、投資家の関心は業績そのものより、今後のAI投資需要に移っている。マスト資産運用のキム・ミンジ氏は、決算自体は株価の大きな材料にならないとみる。自社株買いなど株主還元の拡充に踏み切るかに加え、大手ハイパースケーラーの設備投資(CAPEX)が続くかどうかがより重要だと分析した。

足元の株価調整でバリュエーションも大きく低下した。SKハイニックスの12カ月先予想株価収益率(PER)は4.4倍と、1カ月前の半分の水準まで下がった。競合のマイクロン・テクノロジー(Micron Technology)の6.2倍も下回る。

タイガーブローカーズのジェームズ・ウィー氏は、SKハイニックスの決算はAIハードウエアに対する世界の投資家心理を見極める試金石になり得ると語った。市場の期待はすでに高い水準まで織り込まれており、予想をわずかに下回るだけでも株価が大きく反応し得ると警戒感を示した。

#AI
#半導体
#コスピ
Suehyeon Lee

Suehyeon Lee

shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.

このニュース、どう思いますか?








PiCKニュース






ハッシュタグニュース