運用資産3130億ドルのシリコンバレーVC6社、対韓投資拡大で一致
概要
- 国民年金公団は6社のVCと投資協力のMOUを結び、有望なイノベーション企業とグローバル投資機会を共同で発掘する方針を明らかにした。
- 運用資産3130億ドルのシリコンバレーVCが、韓国スタートアップへの投資を増やす意向を示した。
- a16zのソウル事務所開設に続き、セコイア・キャピタルも韓国投資拡大の計画を示した。
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李在明大統領は、世界の有力テック企業を育ててきたシリコンバレーの大手ベンチャーキャピタル(VC)6社を一堂に集めた。韓国のスタートアップが米国でグローバル企業へ成長するため、有力投資家との接点を広げる狙いがある。
李大統領は7月25日(現地時間)、米サンフランシスコのフェアモントホテルで「シリコンバレー・ベンチャー投資ミートアップ」を開いた。会合には、コスラ・ベンチャーズ(Khosla Ventures)創業者のビノッド・コスラ氏、ライトスピード・ベンチャー・パートナーズ(Lightspeed Venture Partners)共同創業者のバリー・エガーズ氏、ニュー・エンタープライズ・アソシエイツ(NEA)共同最高経営責任者(CEO)のトニー・フローレンス氏、セコイア・キャピタル(Sequoia Capital)共同代表のアルフレッド・リン氏、ゼネラル・カタリスト(General Catalyst)代表のヘマント・タネジャ氏、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)ゼネラルパートナーのマーティン・カサド氏が出席した。

6社はいずれも、アップル、エヌビディア、グーグル、メタ、オープンAIなど世界の技術産業を担う企業に初期段階で投資してきたシリコンバレーの有力VCだ。6社の運用資産は合計3130億ドルに上る。
国民年金公団は同日、6社それぞれと投資協力の覚書(MOU)を結んだ。有望なイノベーション企業やグローバルな投資機会を共同で発掘する協力関係を築く。これまで株式やオルタナティブ資産への投資が中心だった国民年金公団が、ベンチャー分野にも投資対象を広げる形となる。
李大統領は「韓国の有望スタートアップとグローバル投資家の力が結び付けば、投資家は新たな成長機会を得られ、スタートアップは世界市場へ飛躍する足場を築ける」と述べた。
VC各社も韓国企業への投資拡大に意欲を示した。カサド氏は「韓国は製造業と半導体分野で先導企業を持ち、優秀なエンジニア人材も抱えている」と指摘した。そのうえで「韓国のハードウエア・製造力と米国のソフトウエア、人工知能(AI)を組み合わせれば、両国に大きな助けになる」と強調した。
a16zは6月、ソウルに韓国オフィスを開設した。リン氏は「セコイア・キャピタルはクーパンの初期投資家で、現在も韓国と長い関係を維持している」と語り、今後も韓国向け投資を増やす考えを示した。セコイア・キャピタルは、アップルやエヌビディア、グーグルのほか、エアビーアンドビー、ストライプ、ズーム、スノーフレークなどに投資してきた世界的VCとして知られる。
サンフランシスコ=キム・インヨプ 韓国経済新聞記者 inside@hankyung.com
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