概要
- ロビンフッドがクリプトドットコムの予測市場契約を自社プラットフォームに追加する方向で協議を進めていると報じられた。
- ロビンフッドはKalshi、フォーキャストエックス、ロテラなどと連携してイベント契約を提供しており、今年は160億件超のイベント契約取引が成立したと明らかにした。
- クリプトドットコムは米市場向けの独立した予測市場プラットフォーム「OG」を立ち上げており、予測市場事業の週間取引活動が約40倍増となったと説明した。
期間別予測トレンドレポート



米オンライン証券のロビンフッド(Robinhood)が、暗号資産取引所クリプトドットコム(Crypto.com)の予測市場契約を自社プラットフォームに追加する方向で協議を進めていることが分かった。予測市場商品の供給先を多様化する狙いがある。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は7月25日、事情に詳しい複数の関係者の話として、ロビンフッドとクリプトドットコムが関連協議を進めていると報じた。協議がまとまれば、利用者はロビンフッドのアプリを離れずに、クリプトドットコムの予測市場プラットフォームが提供する二元契約(Yes-or-No Contracts)を取引できるようになる。
ロビンフッドは現在、Kalshi、インタラクティブ・ブローカーズ傘下のフォーキャストエックス(ForecastEx)、米商品先物取引委員会(CFTC)の認可を受けた取引所ロテラ(Rotera)などを通じてイベント契約を提供している。ロビンフッドはWSJに対し「顧客に多様で安定した市場を提供するため、複数の取引所との協力を続ける方針だ」と語った。
今回の協議は、ロビンフッドが5月にロテラを通じてワールドカップと米大リーグ(MLB)関連のイベント契約の提供を始めてから、2カ月もたたないうちに浮上した。今年のロビンフッドでは、すでに160億件超のイベント契約取引が成立した。前年通年の120億件をすでに上回っている。
Kalshiは現在もロビンフッドにイベント契約を供給しているが、両社の競争関係は鮮明になりつつある。Kalshiのタレク・マンスール最高経営責任者(CEO)は6月のWSJインタビューで、ロビンフッドを主要な競合相手とみていると述べていた。
一方、クリプトドットコムは2月、米市場向けの独立した予測市場プラットフォーム「OG」を立ち上げた。OGはCFTC登録の取引所兼清算機関であるクリプトドットコム・デリバティブズ・ノースアメリカが運営する。立ち上げ時に公表した資料によると、予測市場事業の週間取引活動は直前6カ月で約40倍に増えた。
YM Lee
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