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サムスン電子、ブロードコムと2000億ドル規模のAI半導体同盟

出典
Korea Economic Daily

概要

  • サムスン電子はブロードコムと、2000億ドル規模の先端メモリー半導体供給とAIチップ生産に向けたファウンドリー協力を進めると明らかにした。
  • 今回の提携により、HBM4・HBM4E2ナノファウンドリー先端パッケージングを網羅するターンキー協業体制を構築し、次世代AI半導体の生産を支援すると明らかにした。
  • ブロードコムの次世代AIチップはサムスン電子の平沢キャンパスで生産される可能性が高く、これを通じて製品開発期間の短縮と性能・電力効率の最大化を図る。

期間別予測トレンドレポート

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2030年までの5年間、HBM供給と2ナノ受託生産で協力

ソウル市瑞草洞のサムスン電子本社。写真:キム・ボムジュン韓国経済新聞記者
ソウル市瑞草洞のサムスン電子本社。写真:キム・ボムジュン韓国経済新聞記者

サムスン電子は米半導体設計大手ブロードコム(Broadcom)と今後5年間、2000億ドル規模の先端メモリー半導体供給と人工知能(AI)チップ生産に向けたファウンドリー(半導体受託生産)協力を進める。

サムスン電子は7月24日(現地時間)、米サンフランシスコで開いた「AIサミット」で、ブロードコムと次世代AI中核インフラの構築に向けた戦略的業務協約(MOU)を結んだと発表した。調印式にはハン・ジンマン・サムスン電子ファウンドリー事業部長(社長)とホック・タン・ブロードコム最高経営責任者(CEO)ら両社の主要経営陣や政府関係者が出席した。

両社は2030年までに、メモリーとファウンドリー分野で2000億ドル超の戦略協力を推進する。AI半導体全般で技術協力も大幅に広げることで一致した。

メモリー・ファウンドリーの一括協業

今回の提携は単なる先端メモリー供給にとどまらない。AIチップ生産に向けたファウンドリーと先端パッケージングまで含むターンキー(一括工程)の協業体制を構築した点に意味がある。

ブロードコムはグーグルなど世界のビッグテック向けにAIカスタム半導体(ASIC)を設計する代表的なファブレス企業だ。グーグルのAI半導体TPUの開発にも関わっている。こうしたチップには高帯域幅メモリー(HBM)の搭載が欠かせない。世界のビッグテックが独自のAIアクセラレーター導入を大幅に増やしており、ブロードコムの役割も大きくなっている。

サムスン電子は今回の協力を通じ、第6世代のHBM4や第7世代のHBM4Eなど次世代HBMを含む先端メモリーソリューションを供給する予定だ。同時に2ナノメートル以下の先端ファウンドリー工程と先端パッケージング技術を活用し、ブロードコムの次世代AI半導体の生産を支援する。

半導体設計と工程を初期段階から最適化し、チップ設計から先端パッケージング、量産に至る全工程を連携させる。製品開発期間を短縮し、性能と電力効率を最大化する方針だ。

平沢で生産へ

ブロードコムの次世代AIチップは、サムスン電子のファウンドリー生産拠点である平沢キャンパスで生産される可能性が高い。

サムスン電子のDS(デバイスソリューション)部門長を務めるチョン・ヨンヒョン副会長は「AI時代には、メモリーとロジック、先端パッケージングが緊密に統合された半導体ソリューションが中核競争力になる」と強調した。そのうえで「ブロードコムとの協力を拡大し、未来のAIインフラ発展を加速させ、顧客により大きな価値を提供する」と語った。

ブロードコムの半導体ソリューショングループを率いるチャーリー・カワス社長も「サムスン電子との協力を通じ、多様化する市場の需要に最適化した次世代ソリューションをともに作っていく」と述べた。

キム・チェヨン記者 why29@hankyung.com

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