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韓国株21%安でも個人マネー流入 カバードコールETF、最高23%高

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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韓国株式市場の値動きが荒くなるなか、個人投資家の資金がカバードコール型の上場投資信託(ETF)に集まっている。上昇局面では収益が限られやすい仕組みからしばらく投資家の関心が離れていたが、最近は株式相場が急騰と急落を繰り返しており、相対的に安定した現金収入と下落耐性が見込める投資先として改めて注目を集めている。

7月25日にコスコムの「ETF CHECK」がまとめた過去1カ月のETF騰落率(インバース型とレバレッジ型を除く)によると、「RISE 200高配当カバードコールATM」が23.17%で首位だった。「PLUS 高配当株ウィークリーカバードコール」は17.14%で2位、「PLUS 高配当株ウィークリー固定カバードコール」は10.54%で7位、「KODEX 金融高配当TOP10ターゲット・ウィークリーカバードコール」は10.34%で8位に入った。

この間、KOSPI指数は21%超下落した。KOSPI市場では直近1カ月でサイドカーが11回発動するなど乱高下が続いており、カバードコールETFが逃避先として存在感を強めている。

カバードコールETFは、原資産を保有しつつ同資産のコールオプションを売却し、受け取ったオプションプレミアムを分配原資に充てる商品だ。オプションプレミアムがあるため、相場が横ばい、あるいは緩やかな下落局面では、一般的な指数連動型ETFより相対的に安定した運用成績が期待できる。

足元で騰落率上位に入ったカバードコールETF3本はいずれも、高配当株を原資産としている点が共通する。韓国株の変動性上昇を受けて投資家心理がディフェンシブ株に傾き、金融、保険、通信などの主力ディフェンシブ銘柄が上昇したためだ。3商品はいずれもDB損害保険と企業銀行の組み入れ比率が高く、サムスンカード、サムスン火災海上保険、LGユープラスなども組み入れている。

個人投資家の買いも膨らんでいる。同じ期間のETFの個人純買越額上位では、「TIGER 配当カバードコール・アクティブ」が5659億ウォン(約610億円)で13位、「KODEX 200ターゲット・ウィークリーカバードコール」が4368億ウォン(約472億円)で22位、「TIGER 米ナスダック100ターゲット・デイリーカバードコール」が3262億ウォン(約352億円)で27位だった。単一銘柄のレバレッジ型商品と半導体関連商品を除くと、カバードコール型が目立つ。

最近はカバードコールの弱点を補った商品も登場している。従来のカバードコールETFは保有する原資産の大半にコールオプションを売る仕組みのため、上昇相場では収益が抑えられやすかった。これに対し、足元では原資産全体ではなく一部に限ってオプションを売り、残る部分では上昇余地を取り込む商品が出てきた。

代表例が5月に上場した「KODEX 半導体ターゲット・ウィークリーカバードコールETF」だ。同商品はサムスン電子とSKハイニックスを50%超組み入れる一方、KOSPI200のウィークリーオプションは資産の約30%分だけ売却する構造を採用した。原資産全体を対象にコールオプションを売らないため、上昇相場が続けば株価上昇の相当部分を取り込みつつ、横ばいや軟調な局面ではオプションプレミアムで収益を補うよう設計した。

7月14日に上場した「KODEX 200カバードコール・アクティブ」は、上場から1週間で個人投資家の純買越額が2000億ウォン(約216億円)を突破した。超過収益の獲得を狙う商品だ。同商品は韓国の既存主力商品「KODEX 200ターゲット・ウィークリーカバードコール」の進化版にあたる。国内オプションプレミアムに関する節税メリットと、直近1年で年17.1%の分配利回りを記録している同商品の強みを維持しつつ、アクティブ運用で超過収益を目指す。

写真:Shutterstock
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ノ・ジョンドン 韓経ドットコム記者 dong2@hankyung.com

#レバレッジETF
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