期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)の市場の過熱感は相当薄れたものの、なお完全な底値局面とみなすのは難しいとの分析が示された。
7月24日、クリプトクアントのクイックテイク寄稿者レイ氏は「ビットコインのMVRV比率はサイクル高値から大きく低下したが、なおMVRVが1を下回る蓄積局面の上で推移している」と指摘した。
MVRVはビットコインの市場価値と実現価値を比較し、市場が過熱しているか、割安かを判断するオンチェーン指標を指す。一般にMVRVが1以下に低下すると、市場価格が投資家の平均取得価格を下回った状態と解釈され、蓄積局面と評価される。
レイ氏は、ビットコインのバリュエーションは大きく冷え込んだものの、過去の深い蓄積局面でみられた明確な割安圏にはまだ入っていないと分析した。
足元の相場については、過去の高値局面とは様相が異なるとの見方を示した。レイ氏は「注目すべき点は、MVRVがなお分配・高リスク局面から距離を保っていることだ」と述べ、市場はもはや過熱状態ではないと説明した。
一方、底打ちの判断には慎重さが必要だとした。「MVRVがなお蓄積局面を回復していないという事実は、今回の調整を完全なサイクルの底と確認できないことも意味する」と語った。
市場では、ビットコインが過熱解消後の現在の水準で下値を固めるのか、それとも追加調整を経てMVRVが1以下の深い蓄積局面を再び試すのかに関心が集まっている。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.