ビットメックス、サービス終了発表日に集団訴訟 不当清算の疑い
JOON HYOUNG LEE
概要
- グローバル暗号資産デリバティブ取引所のビットメックスが、利用者ポジションの不当清算疑惑を巡って集団訴訟に直面したと伝えた。
- 原告側は、ビットコイン約623個の損失が生じ、最大100倍レバレッジの提供に加え、清算後に残ったビットコインが取引所資産に振り替えられたと主張した。
- HDRグローバル・トレーディングは、9月23日にビットメックスのサービス終了を予定しており、新規会員登録の停止に続いて、8月26日から新規ポジション開設の制限を実施する。
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暗号資産デリバティブ取引所のビットメックス(BitMEX)が、利用者のポジションを不当に清算した疑いで集団訴訟を起こされた。訴訟は、同社がサービス終了を発表した7月23日に提起された。
コインテレグラフによると、BKXサービスなどは7月23日、米ニューヨーク南部地区連邦地裁に、ビットメックス運営会社のHDRグローバル・トレーディングなどを相手取り集団訴訟を起こした。原告側は、ビットメックスの強制清算で約623ビットコインの損失を被ったと主張している。
訴状によると、ビットメックスは利用者に証拠金の最大100倍のレバレッジを提供したうえで、残る担保価値が損失額の約2倍に達している局面でも、ポジションを自動清算したという。原告側は、清算後に残ったビットコインが取引所の自己資産に振り替えられ、ビットメックスが利益を得たと訴えている。
原告側は、ビットメックスの内部組織が顧客の非公開情報にアクセスできたとも主張する。さらに、一般利用者が取引やポジション清算をできないサーバー障害時でも、ビットメックスは取引を継続できたと指摘した。そのうえで、顧客の清算によって同社が利益を得られるよう、システムを意図的に設計したと訴えている。
今回の訴訟は、ビットメックスが運営終了を発表した日に起きた。HDRグローバル・トレーディングは9月23日にビットメックスのサービスを終了する計画だ。
新規会員登録はすでに停止した。8月26日からは新規ポジションの開設も制限する。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul