ブラックロックやストラテジー、ビットコイン保安コンソーシアム設立 3年で1500万ドル投入
期間別予測トレンドレポート



ブラックロックやストラテジーなど世界の金融機関・暗号資産企業が、ビットコイン(BTC)の安全性強化に乗り出す。今後3年間で総額1500万ドルを投じる。
ブラックロック、コインベース(Coinbase)、アーク・インベスト(Ark Invest)、ストラテジー、フィデリティ・デジタル・アセッツ(Fidelity Digital Assets)など9社は7月23日、「ビットコイン・セキュリティー・コンソーシアム(Bitcoin Security Consortium)」を発足すると明らかにした。
コンソーシアムは、ビットコイン・ネットワークの長期的な安全性と復元力を高めるため、関連する開発者や研究者を支援する。将来、量子コンピューターがビットコインの暗号体系を脅かす可能性に備え、耐量子技術の研究も支援対象に含める。
開発者や研究者の支援には、今後3年間で総額1500万ドルを投じる計画だ。ただ、別途の共同基金は設けない。各参加企業が支援先と金額を独自に決め、資金を拠出する。
コンソーシアムは、ビットコインのプロトコルを直接開発したり、開発の方向性を決めたりはしない。特定のプロトコル変更案についても立場を示さない方針だ。
ストラテジーのフォン・レ最高経営責任者(CEO)は「長期投資家として、ビットコインが何世代にもわたって安全に保たれることを望むのは当然だ」と語った。そのうえで「関連する取り組みを進める人々に資金を提供することは、我々が貢献できる自然な方法だ」と続けた。
ブラックロックのデジタル資産部門グローバル責任者、ロバート・ミッチニック氏は「参加企業がビットコインの長期的な安全保障上の需要を支えるため、資金を拠出することをうれしく思う」とコメントした。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul